教団X 感想
教団X
アメトークの読書芸人とかで話題になった本です
最近、本は読んでいるのですが、読むのは楽だが書くのはやっぱりめんどい
でも頭を整理にするにはやっぱりアウトプットだと思います
書きたいことは色々あるんだけど
この本はこんな人にオススメ
・下ネタ全然OK、むしろほしい人
・くらーい話が好きな人
この本はこんな人にオススメしない
・くらーい話で気持ちが重くなってしまう人
この本はとある青年が失踪した彼女を探していく中である宗教団体に結びつき、その教団の闇の部分に触れていく作品
様々な登場人物がいろんな問題を抱えていて、現実に抗うために努力しているのだが、内容が暗い、すごく暗い
ストーリーもさらにめちゃんこ暗い
そしてことあるごとエロ描写がすごく生々しい、エロい、結構エロい、加えてそのシーンがめっちゃ長くてさらに、しつこい
余裕で18禁で間違いない
なおかつ本自体がめちゃんこ厚い560ページぐらいあってなおかつ重い、枕でもちょっと高い程度
持ち運ぶたびに、Kindleにしときゃよかったと後悔した
そんななんだが内容はすごく重厚
唐揚げおかずにチャーハン食ってるとかそんなレベルじゃない
著書の中で
「教祖の奇妙な話」という中でとても惹かれた話があり
「人間はなにかを選択するとき選択する前に脳の一部が反応している」
例えば目の前にりんごとみかんがあって食べたいも法のりんごを選択した、しかし自分が選択する前に脳の一部がりんごと選択している
つまり自分で選択したようで脳が選択をさせているのが現実としてあるらしい
「人間は原子で考えると3年程度で全ての原子は入れ替わる」
自分の脳で判断せず、自分の体は三年前と異なるのであれば?
「自分」の定義とは?
他者と関係もち、コミュケーションを持つことで自分が定義されていくのか?
新陳代謝などによって周囲の原子と結びつき世界と干渉することで自分が発生するのか?
などなど、色々考えさせられる幅がひろがりました
これらはストーリーとは大きく関係するところではないけれども内容が濃くて面白いです
好みが分かれるかもしれないし、アマゾンレビュー見たら「評価ひくっ!」ってなったけど、ぜひ読んでみてください
原子ではないですが、世界や他者と繋がるためみんな関係を持とう(下ネタ含む)
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