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年始に泊まりにきた孫たち(後半)

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楽しみにしていた温泉が、まさかの休館日🥹
でもそれから、『はるちゃんも喜ぶ』温泉へ行くための、そうちゃんばあちゃん会議をして、新たな行先も決まりいよいよ温泉へ出発しました😊

高速道路で行きたいはるちゃんの望みを叶えるために、いつも乗るインターよりずっと手前のインターから乗りました。

海も見えて、大きなフェリーも停まっています。そうちゃんもはるちゃんも(私も)初めて見る景色に釘付けになりました😊あ、安全運転はちゃんとやりましたよ。

今日行く温泉は山の中なので、ジャンクションからいつもと反対へ行かなければいけないのですが、そうちゃんはママに写真を撮っておみやげにしたいからこっちへ行ってほしいと言います。かなり大回りになるのですが、ま!いいか😊で、そうちゃんの言うとおりのコースで行きました。

高速SAで11時に軽めの昼食を食べ、その後も暫く走り一般道へ下りてからくねくねと細い山道へ入ります。峠を越えて行きますが、対向車も少なくまぁまぁ走り易かったです。

目的の温泉へ着き駐車場に車を停めると、そうちゃんはカメラを持って直ぐに車から降りました。私も急いで温泉セットを持って車から降りたのですが、声はするのにそうちゃんの姿がありません💦ちょっと焦りましたが、下の遊歩道に雪が残っていたのを写真に撮っていたみたいでした😅あぁよかった。

はるちゃんは遊歩道へは行きませんでしたが、温泉の入り口に雪が積まれているのを、「ばあちゃん、雪がある~」って喜んで教えてくれました。

温泉施設には広い廊下があって奥へ進むと受付があります。私はひとりで行く時しか温泉には入りません。孫たちや夫に何かあった時に直ぐに対応できるようにしておきたいのと、ゆっくり入ることができなくて自分時間じゃないのが嫌なんです。

なので孫たちと行く時は、夫に二人を任せて私はいつも待機班です。私の中では、あくまで温泉はひとりでのんびり行くものと決めています(笑)

受付を済ませてそうちゃんはるちゃんのお楽しみの温泉です😊

その間、私は休憩室で待っていたのですが、1時間経ってもまだ出てくる気配がありません。のぼせてしまわないかなと思って受付付近の椅子に座って少し待っていました。するとまもなく、ピカピカほっぺのそうちゃんとはるちゃんが出て来ました。

私を見つけて、「ばあちゃん!ここで待ってくれとったん?」と嬉しそうです。ふたりにまず、持って来た水筒のお茶を飲ませました。
はるちゃんは、「じいちゃんが泳いでいいよってゆうたけん、泳いだ~😆」と嬉しそうに話してくれました。

そうちゃんもはるちゃんもスイミングに行っているので(そうちゃんは退会しましたが)泳ぐのは得意です。他のお客さんの迷惑にならなかったかなと思いましたが、じいちゃんがいいと言ったのなら大丈夫だったのでしょう。

それから3人で受付付近のショーケースから飲み物を買うことにしました。そうちゃんがヨーグルトを見つけました。「ばあちゃん、ヨーグルトがある!そうちゃんが小さい時に飲んだのとは違うけど飲んでみたい」と言います。

私が昔、母と銭湯に行った時に買ってもらったコーヒー牛乳を思い出すような形の容器です。もちろん瓶ではなくプラスチックの容器ですが。

はるちゃんは違う飲み物がほしいと言ったので、そうちゃんに合計でいくらお金を払ったらいいか計算してもらってから買いました。ちゃんと2つ買えてお釣りもそうちゃんが計算したとおりです😊

じいちゃんはもう少しかかりそうなので3人で休憩室へ戻り、そうちゃんはあのヨーグルトを開けて飲みました。すると・・・✨

「ばあちゃん、このヨーグルト、あの味とおんなじ✨!」と、ちょっとびっくりしたような嬉しそうな懐かしいような表情で一気に飲んでしまいました。見ている私も、嬉しい気持ちになりました。そうちゃん、小さい頃に飲んだヨーグルトの味覚えてたんやね。

そのあとそうちゃんは、「ばあちゃん、もう1本飲みたい!」って言います。ヨーグルトを売っているところまでは少し離れているし、ひとりでちゃんと買えるかなと思いましたが、行かせることにしました。

暫くするとヨーグルトを手に持ったそうちゃんと、温泉から出たじいちゃんが一緒に帰って来ました。

夫に、そうちゃんが飲んだヨーグルトが、あの温泉で飲んだヨーグルトとおんなじ味だったことを話すと、夫もそうちゃん良かったなと言っていました。はるちゃんも「じいちゃん、はるちゃんはこれ買ったよ」って見せていました。

そのあとそうちゃんはるちゃん私で、館内を探検しました。そうちゃんはおみやげ売り場でママとパパに羊羹を1本買いました。レジへはひとりで行かせました。最近、恥ずかしさが出てちゃんと言えないそうちゃん。離れたところから見ていると、「これください」「ありがとうございます」と言えていたので嬉しかったです。恥ずかしくて言えない時期もあったけど、乗り越えられたのかなと思いました。

楽しかった温泉に別れを告げ帰路につきました。はるちゃんは車に乗るとまもなく寝てしまいました。楽しかったのと、温泉も入って疲れたのでしょう。

二人を無事家へ送り届け、ばあちゃんちで集めた空き箱もちゃんと降ろしました(笑) 空き箱も一日車に揺られてお疲れさん😊

そうちゃんの思い出の味、違う形で見つけられました😊そしてはるちゃんの高速道路で温泉へ行きたい!も叶えることができました。夫も私も連れて行ってあげられて本当に良かったと思いました。

これで、温泉へ行った記事は終わりなんですがこぼれ話があって、私、行き帰りの合計5時間の半分以上、『カピちゃんごっこのお話』を、そうちゃんとしながら運転したんですよ~💦夫に、まぁようこんなにしゃべれるなぁって思いながら聴いてたと言われました(笑) 私だけが喋ったんじゃなく、そうちゃんと一緒にお話を紡いだんですが。どこまでも、ごっこ遊び大好きなそうちゃんです😊

今回はとても長くなってしまいましたが、最後までお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございます✨

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