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第3号「良いキャラクターって、どんなキャラ?ー主人公についてー」

はい、皆様、飽きずにまた当noteに来て頂き、ありがとうございます!今週のテーマはこちら!

「良いキャラクターって、どんなキャラ?ー主人公についてー」

です!こちらも後輩から質問が多く、僕自身も常に頭を悩ませることではあります。世の中には様々なキャラクターいますねー。これも一つの正解があるわけではないのですが、まずは「主人公」に絞って、ごく基本的な要素に分解してみようと思います。

故・小池一夫先生は「展開(ストーリー)から考えてはダメ。かならずキャラクターを起(た)て、そのキャラクターに語りかけることから始めなければならない」と著書で仰っております。深い。かっこいいですね。
こんなかっこいいことは言えないのですが、僕が良いキャラクター、主人公かどうかを考える際の一つの基準があります。

それは…
「その主人公にしかできないことがあるか?」
…です。

これは作品ジャンルごとにも異なるので、言い換えると…
バトル漫画であれば「その主人公にしかできない戦い方、勝ち方があるか?」
ラブコメ漫画であれば「その主人公にしか味わえない、(主にヒロインとの)関係性があるか?」
サスペンス漫画であれば「主人公にしか経験できないスリリングなシチュエーションがあるか?」
といったことです。

上記の「主人公にしかできない」状況を生み出すものには様々な要因があると思います。
◇主人公の生まれ持った才能、や偶然手に入れた力。
◇環境で培われた能力。
◇とびぬけた性格。(バカ正直。バカ真面目。冷徹さ。など)
という所謂「ヒーロー性」と

◆取り立てた才能が無い。
◆普通の環境で育った。
◆弱気な性格。
といった「共感性」の組み合わせが「良いキャラクター(主人公)」を産む気がします。

自分が好きな既存のキャラクターがどういった「ヒーロー性」と「共感性」で出来ているのか、それが生み出すどういう状況が好きなのか…と、分解してみると面白いかもしれません。僕は「ヒーロー性」と「共感性」が裏表になっているようなキャラクターが好きですね。某作品ですが「なんの取り柄もないオタク少年(共感性)がママチャリでアキバに通ってたら、めっちゃペダル回せる自転車乗りになった(ヒーロー性)」みたいな。(某作品もなにも、ほぼ言っちゃってますね。でも好きだから仕方ない。)

皆さんはどんなキャラクターのどんなところが好きですか?ぜひ、教えて下さい!今週は以上です😄

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