見出し画像

成長を促す。だから困らせる。

#コンヒラ #稲盛和夫 #小善は大悪に似たり

今日の朝礼は、厳しいことを言いました。
一部の方は、気分を害してしまうかもしれませんがご紹介します。

 1回言ってできる人が成長する。
 2回言ってできる人は普通。そのまま成長を期待します
 3回言って、やっとできる人はほとんど見たことない。ずっとできないままです。

このような話をした背景があります。
2年間トライアル期間を設けて進めてきた人事評価制度です。シンプルに具体例と目的、理由を添えて何度もあらゆる角度で説明してきました。
例えば、「頑張る」ではだめで「何を、どのように、いつまで行動する」と書くよう具体例を説明してきましたが、お恥ずかしながら今でも「頑張る」と書く人が一部います。そして中間面談では「頑張る気はあるが、難しそう」、最終評価では「頑張ろうと思ったけど、難しかった(できなかった。やらなかった)」と書きます。極端な例かもしれませんが、何があったかを理解していただくためにご紹介しました。「頑張る」という人は、お客様にも「頑張る」と言います。お客様に「どうやって?いつまでに?」と聞かれると「・・・」となり、お客様は不安になります。

今朝の朝礼で皆さんに説明したのは、この評価制度の評点が高い人は、総じて取引先を含め、お客様の評価も高い。つまり人事評価制度は社員のためでもあるが、同時にお客様のためでもあるということです。

そのため、今朝の朝礼の締めくくりは「みなさんをプロの大人として接したい。子供を相手にするような態度(朝礼)をしたくないので、今後は大人に対して話すようにします」とお伝えしました。

こういう時、必ず私が心に抱く言葉があります。
稲盛和夫氏の「小善は大悪に似たり。大善は非情に似たり」です。

コンヒラをより良い、立派な会社にし、真面目が得する制度にするには、避けては通れない道です。

成長を促す。だから困らせる。byコンヒラsince973


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?