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【海外G1】2022/6/15(水) プリンスオブウェールズS(23:40発走)【勝負馬券も公開!】

6/15(水)イギリス・アスコット競馬場で、プリンスオブウェールズSが行われます。

※本日の関東オークスの予想はコチラでアップしています。

今年は日本馬・シャフリヤールが参戦するため馬券発売、というわけで勝負馬券付きの予想をお送りします。

【ポイント】

まずは馬券を買う上での簡単なポイントを。

1、欧州仕様のタフな馬場

プリンスオブウェールズSが行われるアスコットの芝1990mは、とにかくスタミナを問われるコース。高低差が20m以上あり、これは凱旋門賞が行われるパリロンシャンですら10m程度であることからも、相当タフな条件ということがわかる。もちろん日本の競馬場でここまで起伏に富んだコースは存在しない。

したがっていわゆる”スピード仕様”の馬が多い日本馬にとってはなかなか厳しい舞台。過去にもスピルバーグ、エイシンヒカリ、ディアドラといった面々が(馬場だけが敗因ではないだろうが)、見せ場すら作れず跳ね返されている。特にエイシンヒカリは、イスパーン賞を圧勝し断然の1番人気に支持されていたが惨敗だった。

もっとも、今回出走するシャフリヤールは昨年のダービー馬にして直近のドバイシーマクラシックを制しての参戦。これまでの中でもかなり期待値が高い中での出走となる。

2、少頭数が多いもののメンバーレベルは低くない

今年は5頭立てとなったが、実は毎年のことで、欧州中距離G1らしく例年少頭数で行われることが多い。直近5年を見ても、8→7→8→9→6頭立てと毎年ひとケタで、今年は特に少ないが珍しいことではない。

もっとも、だからといってメンバーレベルが低いかといえばそんなことはなく、昨年はG1・3連勝で参戦した3歳牝馬ラブがココも制し、キングジョージ→インターナショナルSというローテを歩んでいる。その他にもハイランドリールや今年も出走しているロードノースなど、過去5年の勝ち馬だけを見ても日本馬のライバルとしてもお馴染みの強豪の面々が揃っている。

というわけで、今年も5頭立てながら、シャフリヤールにとっては楽な相手ではない。

海外勢の中でもっとも馴染みがあるといえばロードノースか。今年のドバイターフでパンサラッサと同着の大接戦を演じた馬。

グランドグローリーは昨年のジャパンカップで5着と善戦した馬。

あとは人気どころのベイブリッジ。こちらは現在5連勝中の新顔だが、前走で当レースと相性が良いブリガディアジェラードSを制している。このローテでは一昨年のロードノース、4年前のポエッツワードなどが、プリンスオブウェールズSでも勝利している。

というわけで、そろそろ結論へ。

特に少頭数なので予想もさることながら、メリハリある買い目で挑みたい。日本のオッズならばより一層シャフリヤールが人気になるのは当然だろうが、やはりそこは日本馬にとって難しい舞台。スピードがある日本馬は逃げさせられてしまうリスクがあるのも気掛かり…この舞台の少頭数だと基本的に目標になるのは不利なので…果たして。

というわけでシャフリヤールより、今年のプリンスオブウェールズSで狙いたいのは海外の……

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