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米長期金利短期的な見解

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米10年債利回りの日足チャートを眺めると、MACD(12,26,9)はゴールデンクロスしたので、買いシグナル。RSI (14)は50より上なので、上昇トレンドを示している。

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Aroon(14)は下落トレンド継続を示している。

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300日移動平均線で反発したのが確認できる。

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米10年債先物のアセットマネージャーのネットポジションは低い水準なのでまだ過小評価されていると思う。注釈として債権は債券価格が上がると利回りが下がって、債券価格が下がると利回りが上がる。


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short ポジションは歴史的に高い水準なので、アセットマネージャーたちは10年債の価格が下がる方にみんな賭けているようだ。

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米10年債利回りはドイツ10年債利回りとよく相関しているのがこの相関係数のグラフから読み取れる。それだけではなく最近ドイツ10年債利回りは米10年債利回りの先行指数的な動きをしているので、ドイツ10年債利回りのチャートも見てみる。

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ドイツ10年債利回りの日足チャートを眺めると、MACD(12,26,9)はゴールデンクロスしたので買いシグナル。 RSI (14)は50より下なので、下落トレンドを示している。ドイツ10年債のMACDの方が米10年債よりもスムーズな動きをしているので、非常に見やすい。 

結論 テクニカル分析した結果米長期金利は短期的に久しぶりに上昇しそうな感じがするが、もう少し様子を見たい。米10年債利回りとよく相関しているドイツ10年債利回りもMACDがゴールデンクロスしたので上昇しそうな感じもするが、RSIが30くらいだからまだ勢いが来てない状態なので、ドイツ10年債利回りと米10年最利回りがここから上昇する確信はまだ持てないのでもう少し様子見。一応報告としてドイツ10年債を買っていたが一旦利益確定した。僕は預言者ではないので間違いを犯すこともある損切りルールはしっかり守って取引する。投資で一番大事なのは損切りなどのリスク管理。

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