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【駄文】(仮称)会津ワイン黎明綺譚

 noteは8周年のようですね。この8年間でどれだけの方がnote街を訪れ、また、去っていったことでしょう。桜が華やかに咲き誇りますが、それを見る人は変わり続けることを思うと、寂しさが際立ちます。

 と、重っ苦しい冒頭で申し訳ありません。しかも、いかにも今日撮影したかのような桜ですが、数年前に撮影したものになります。なんか詐欺っぽくてすいません。
 場所は「開成山公園」という公園でして、郡山市内でも桜の名所の一つです。とはいえ、隣町に「三春滝桜」という樹齢1000年を越えると言われる桜もございまして、観光地というよりは、地元民のための花見の名所。という感じでしょうか。

 ただ、ここにあるソメイヨシノの古木は樹齢約150年とされ、現存する最古クラスのソメイヨシノと言われております。明治初期、この地を開拓していた方々が植栽したと考えられています。その方々の想いを今に伝える象徴的な遺産の一つと考えると、格別の美しさを感じます。拙著「公タマ伝 第2集」に収録している「公民館物語」では、ちらっとそこに触れています。
 この「公民館物語」も、なんとなく「ノリと勢い」で書き上げた記憶があります。最近は「上手く書きたい」という邪な気持ちが「ノリと勢い」を邪魔しているような気もします。

 なので、邪心を捨てたいと思います。次作に向けて、
・展開ではなく、どんな人物を書きたいか、にフォーカスする
・上手い、面白いではなく、好きなよう好きなことを書く
・楽しんで書く
 このような気持ちを大切にしたいと考えています。

 黒田製作所物語、夢見る木幡山、光流るる阿武隈川、の三作は、リアルの出来事をベースに作品を創ることに挑戦し、自分なりに手応えを感じた部分もありました。つい、その成長体験を重ねたい気持ちに捕われました。が、一方で「同じ手法ではツマラナイ」と感じる部分も、自分の中にありました。情報収集していても、どこか作業的な感じがしてワクワクしていなかったのです。
 これでは、執筆意欲が湧かないのも当たり前です。

 そんな訳で、今までモヤモヤと考えて来た展開の構想は、スパッと捨てることにしました。新規まき直しです。舞台が「会津」、主要アイテムが「ワイン」という部分は残します。半分、ネタですが(仮題)「会津ワイン 黎明綺譚」のような感じなら、行けるかもです。
 タイトル詐欺である「元宮ワイナリー黎明奇譚」の汚名を晴らしたいと思います。また、失敗して汚名を腫らすことになるかもしれませんが、
「しないで後悔するより挑戦する。成功しなくても成長を目指す」
という考えに殉じて参ります。

 そして、そい先生を見習い、発刊期限を決めます(とは言え、遅筆なのであまり早くは設定できません)。本年6月末発刊を目標にします。

 逆算すると、原案作成を5月末にまでにします。で、6月上旬で校正や修整をする考えです。
 うん、ちょっと燃えてきました。



 
 

 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。