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【駄文】迷える太郎は何処へ

 全くの駄文で、独り言ならぬ、世迷言です。
 御承知の方もいると思いますが、「恋する旅人」は、もともと書籍化を考えていないのに、作品を気に入ってしまい、「手元に書籍という形で作品を残したい」という気持ちで書籍化しました。作中の登場人物に惚れ込んでしまいました。
 作品としては、「ノリと勢い」で仕上げましたので、荒削りな物語です。

 さて、現在執筆をしている、「光流るる阿武隈川」については、電子・紙書籍を発刊するつもりで取り組んできました。拙著「夢見る木幡山」には、こんな一文があります。

 令和3年の木幡についてお話をするとすれば、クラウドファンディングに登場した「木幡ベース」と「ふくしま農家の夢ワイン」についても取り上げたい気持ちになります。

 はい、この「木幡ベース」をモチーフにした物語が、「光流るる阿武隈川」になりますので、「夢見る木幡山」を執筆している時から、いずれ「木幡ベース」も作品にしたいと考えておりました。2022年6月以降に、書籍化したいと考えておりました。

 ところが、ところがですねぇ、思いのほか原稿作成が進んでしまい、1月8日に、自分の中では一旦完成してしまいました。
 その原稿を、交流している数人の方に読んでいただき、もの凄くブラッシュアップしてしまいました。前にも書きましたが
 味噌ラーメンが完成したと喜んでいたら、味噌バターチャーシュー麵くらいな、美味しさマシマシ状態なのです。
 またも、作中の登場人物、そして作品に惚れ込んでしまいました。また、アドバイスをいただいた方々のためにも、早く形にしたいと考えるようになりました。

 あぁ、嘘をつきました。ちっぽけなプライドが邪魔をして、「味噌バターチャーシュー麵」と表現しましたが、炒飯と餃子も付けたくらいに豪華になりました。

 これは「福島太郎の看板メニュー」になる。と感じております。

 私には、どうしても拭えない弱点があります。
「いつ死ぬかわからないのだから、やりたいことは、できる時にしておけ」
という考え方です。

「光流るる阿武隈川」の書籍化を前倒ししたい!
と、考える自分と、
「慌てるな、当初の予定どおり、6月末発刊で良い。もっと丁寧に作品を磨け」
という自分が葛藤しています。嫌らしいことに、発刊推進派は、
「作品を応援してくれた方のためにも、早く書籍化すべきだろう」
と、私を揺さぶります。

To be, or not to be, that is the question.
を古い戯曲の台詞がよぎる。
あの主人公の選択は悲劇を生んだけれど、僕は間違えないで進むことができるのだろうか。
 「恋する旅人」 著 福島太郎より引用

 まぁ、表紙作成とか挿入写真の収集とか、やるべき作業が残っておりますので、まだまだ書籍化への道は遠いのですが、ちょっと今の心境を遺しておきたいと考えたところでした。

 表紙の写真には、「春の阿武隈川」を使いたいと考えており、それを撮影してから、書籍化という考えでおります。
 が、別な写真で妥協するとか、誰かから写真をお譲りいただき、表紙に使うとかも、考えてしまうのです。

 最後まで、お読みいただき、有難うございました。本文で御紹介した本はこちらです。



 





 

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