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ミラクルミッションの変遷

 「福島太郎のお仕事三部作」の長男的な位置づけにいる「ミラクルミッション」ですが、実は他の2作とは大きく異なる特徴があります。それは、「もともと誰に読んでいただくつもりがない自分の防備録」という設定なのです。別な言い方をすれば、「noteに投稿する意識も公タマ伝も考えていない時期に原案を作成した」お話ということになります。

 もともとミラクルミッションを作成したのは、「食品加工場」が完成し、数年経過した段階で、筆者も含め初期スタッフは居なくなり、また、筆者の活動は全く公式な記録には残らず記憶も薄れていくなかで、「自分で記録を残しておくか」という気持ちでまとめた話でした。noteどころか、書籍どころか、誰にも読んでいただく予定はないのに原稿化したのです。

 一番最初の原稿を作成したのは2年前で、実在の「役職」「氏名」「地名」などを、記載していました。ある意味、とても危険なお話として存在していました。そのため、誰かに読んでいただくつもりは無かったのですが、時々
「太郎さん、何でそんなに食品加工場が好きなんですか」
という質問をいただいた際に、
「こんな裏話があるのよ、ただし内緒ね」
と、伝えるためのツールとして利用していました。

 しかし、今年の2月「公タマ伝」の原案を読んでいただいた方からの
ドキドキ、ワクワクしない」(このフレーズお気に入りです)
という声を受け、じゃぁこんな話はいかがでしょう、と実名等を改変した「ミラクルミッション」となりました。その後、さらにnote用に改変し投稿、「公タマ伝」への掲載を検討したのですが、その後に新たに「フロンティアミッション」を書き起こした結果、「ミラクルミッション」は書籍原稿としての採用を見送りました。

 そして、今般、あらためてnote用に再改変した「全文」の原稿を掲載し、「公タマ伝」(第2集)への原稿として採用しようと思案していました。
 ところが、何ということでしょう。
「公タマ伝」(第2集)には「公民館物語」の方がいいんじゃね
そんな言葉が、どこからか降りてきました。
 ストーリー的にもボリューム的にも「公民館物語」の方が、「現場、現職、現実」の公務員の話としては馴染むような印象です。自分で言うのも何ですが
「ミラクルミッションは、あまりにもファンタジー」
な話なので、「タマゴに伝えたい話」としてどうよ。という感じです。

 そんな訳で、「公タマ伝」(第2集)は、現在もnoteに残っている「公タマ伝」の投稿と「公民館物語」を軸として、原稿化に取り組んでいます。現時点のスケジュールとしては、2020年11月19日を前に電子書籍を発刊したいと考えています。
 はい、不整脈の発作により入院した「2019年11月19日」から1周年を迎える前に刊行したいと考えているところです。
 そのため、また改めてお知らせしたいと考えていますが、現在noteにある原稿のうち「公タマ伝」と「公民館物語」は、2020年10月末ぐらいを目処に「非公開」とする予定です。

 大勢に影響は無いと存じますが、御承知いただきますようお願いします。
 【公務員13年目のアラフォー】shingoさんが拙著の【本の感想】を投稿してくださいました。あらためて御礼申し上げます。






 
 

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