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【御礼】「あなた絵本」の有難さ

 「神様になったお役人」が、「まき子🍙子むすび屋さん」により「あなた絵本」として作成していただいたことについての追加記事になります。
 先の記事でも少し触れていますが、そもそも「神様になったお役人」は、私の駄文の中でも、ちょっと思い入れが深いものになります。

 この作品は、最初に投稿したのが10月16日になるのですが、「公務員のタマゴに伝えたい話 第2集」という電子書籍を発刊した直後でした。
 公タマ伝と第2集、そして黎明奇譚に通じる軸が「現場・現実・現役」ということでして、ここまでの創作は、創作でありつつも、若い方々に役立てて欲しく「リアル」な視点をかなり重要視していました。

 「公タマ伝」を発刊し、一旦、「為すべきことをした」という感じで、note界からの引退も考えていたのですが、ちょっと迷いつつ「駄文屋」という方向性を考えついた直後でした。「駄文屋」と称して、
「役に立たなくても良いから、少し自由に遊ばせてもらう」
ということを意識した時期の創作作品になるのです。
 そして、この作品から始まる自分の心の中だけで響くキャッチコピーが
「嘘でいいのよ。嘘が良いのよ」
ということであり、
1 地元の素材を活かし
2 少々の事実と、大きな虚を織り交ぜつつ
3 ハッピーエンドで終わる
という、その後の作品に繋がる要素が、最初に形になった作品なのです。

 その後「元宮ワイナリー黎明奇譚」という電子書籍に収録しました。この書籍は、もともと発刊する予定は無かったのですが、発刊に向けて勢いがついてしまった背景には、この作品がありました。
 そして「100文字の世界」という企画で、リライトする機会を得ることで、この物語の軸を再確認しました。
 そして「あなた絵本」という形で、新しい命を授かりました。

 もともとの話について、地元では「女性が命を落とした悲しい話」として伝えられています。まぁ、いろいろな事情があるとは思いますが、私は不満でした。物語ぐらいはハッピーエンドで終わって欲しいと常に考えています。
 この作品を通じて、自分の中ではハッピーエンドに変えることができましたが、自己満足で終わるところでした。
 それが、今回「絵本」という形で「伝えやすい話」「可愛いイラスト」という命を得たことが、たまらなく嬉しいです。ありがとうございます。
「これは、誰かに伝えることができるレベルの絵本」
という感慨があります。

 また、この作品に至る間に大好きなクリエイターの一人である「せき@オリックス好き放送作家さん」がいますので、まるで
「せきさん」×「まき子さん」×「太郎」
のコンボのようなコラボのようだとも感じており、嬉しさがさらに倍なのです。
 この記事では、せきさんとまき子さんに通知が行かないように、リンクを挿入していませんが、御興味のある方は、この前の記事にお二人へのリンクがありますので御覧ください。

 いつもにも増して、「独りよがり」の投稿で恐縮ですが、今日のうちに投稿しておきたかったのです。

 なお、この「神様になったお役人」と「水商売を始めた役場の話(恋する旅人に収録)」は、「公務員のタマゴに伝えたい話」の「外伝」的な位置づけでもあります。
 世の中の役人の方々に
「どこを見て、何のために仕事をしているの?」
と、問いかける気持ちから生まれた作品です。常に自分に問うている課題でもあります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。





 

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