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【駄文】美術館の思い出など

 みんなのフォトギャラリーにある「世界の美術館」を使いたいだけの理由で、このヨハネス・フェルメールさんの 「Young Woman with a Water Pitcher」をお借りしました。

 芸術について、何ら見識を有していないのですが、2010年4月から2012年3月、東京在住の頃は、時々美術館を訪問していました。1000円~2000円で2~3時間の時間を使えるというのは、なかなかコスパが良い感じでした。
 で、比較的よく訪れていたのが「ブリヂストン美術館」(現アーティゾン美術館)と「出光美術館」でした。当時居住していた「東京都中央区湊」から、ほど近い(2~3km)というのが理由の一つです。休日に散歩がてら行くのにちょうど良い距離だったのです。
 そして、途中でなくなりましたが、2010年当時のブリヂストン美術館では、年間パスポート(常設展のみ)を2000円で販売しており、このチケットを有効活用させていただいていました。
 また、上野の国立美術館・国立博物館は「日比谷線」で、乗り換えなしで「八丁堀駅」から行けることもあり、時々利用していました。

 美術館を鑑賞していて、何が良いかと言えば「オッさんが独りで観ていてもそんなに違和感がない」、「誰とも話をしなくても違和感がない」ということがありました。また、単身赴任的な立場でしたので「休日は何している?」と聞かれることが時々ありましたので、「美術館に行ったりしています」というのは、無難な回答だったということもあります。まさか「家でゴロゴロしてます」とも言えないですからねぇ。

 ここのところ、東京を訪問することができていませんが、コロナ禍が収まれば、また美術館なども訪問したいものです。なお、当時、一番興奮したのは、美術品ではなく博物館で観た「鳥獣戯画」(国宝)でした。この作品、常設ではないのですが、偶々出くわすことができた日がありました。
 しかし、この頃の経験が拙著「恋する旅人」に収録している「題名のない物語」に生きてくるのですから、「人生にムダなことなどひとつもないですよ」なんてことも実感してしまうわけです。

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 こんな駄文も「無駄」ではないと思いたいものです。なお、このイラストは「スウイングマンさん」の「企画×企画」から生まれたものなのですが、気に入りすぎて、ちょくちょく使わせていただいています。自分が提案した

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これよりも、多く使っている気がします。

もっとも、仕事に関しては
「努力しているかどうかなんて聞いてないのですよ。無駄な努力ならしない方がましです。成果を出せたかどうかを聞いているのですよ」
 という視点も持っています。自分への戒めにすることが多い考え方なので、他の方への言葉とすることはありません。
 人の言葉や行動にエールを贈るのは好きなのですが、「水を差す」ような言動は嫌いなのです。
 ということで、今回のサムネ画像、「Young Woman with a Water Pitcher」は「水差しと若い女性」とでも訳するのでしょうか。

この「水差し」の絵は嫌いじゃないです。「恋する旅人」は次のリンクから御購入いただけます。




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