【駄文】写真にまつわるエトセトラ
「光流るる阿武隈川」(以下 光流とします)の主人公のモデル又はモチーフとしていた方から、金曜日にメールが入り、書籍化について承諾をいただきました。
法的には、承諾を得なければならないものではありませんが、人は法のみに生きるにあらず、仁義に沿い生きる、ということで、事前に連絡をしたことになります。
で、晴れて書籍化に向けて「表紙」に使用する写真を撮影することを主たる目的として、15日(土)は、木幡から宮城県亘理町(阿武隈川河口)まで一人で車を走らせたことになります。車中でのBGMは、「SEKAI NO OWARI」 の「RPG」でした。
実は、この曲は拙著「恋する旅人」のメインソングでもあり、今回の「光流」のメインソングでもあります。
光流は「夢見る木幡山」の後継であると同時に、「恋する旅人」の後継でもあるのです。それでいて「ウイナーメーカー」を主軸とした初作品でもあります。
過去作や「光流」の粗原稿を読んでいない方には、「なんのこっちゃ」という感じかと思いますが、「光流」が書籍化された時の種明かしを楽しみにしていただければと思います。ちなみに、「恋する旅人」は、こちらです。
で、「恋旅」はRPGをメインソングにしているのに、
「次は海を目指す」ことも「次はどこに行こうか」もなく、完結してしまいました。また、「男性の魅力がわかりにくい」ことが作者的には不満でしたので、「海を目指す」さらに「次は海を越えていく」、「格好いい男性を描く」作品として「光流」が生まれました。なので「恋旅」の後継作品なのです。
また、「木幡」を主たる舞台、「木幡に生きる主人公」という意味では、まさに「夢見る木幡山」の後継と言えます。
しかしながら、続編という誤解を生じる可能性があるので、副題に「夢見る木幡山2」を入れるのは、止めようと思います。あくまでも、独立作品としての「光流」ということにします。
そして「恋する」、「夢見る」、「流るる」という「るるる三部作」の完結でもあり「るる木幡」も登場することになります。るるの標記は「LULU」になります。ほんと、意味が解る方は少ないネタで恐縮です。
で、サムネ画像をもう1回あげます、今度は全体像です。
遠くに見えるのは「安達太良山」と「吾妻山」ですね。何度もここに来ていますが、冬空の澄んだ美しさで、山が綺麗でした。構図的には「夢見る木幡山」の表紙とほぼ同じです。
そして、昨日、撮影した阿武隈川の写真も、貼ります。
この2枚目の写真、「光流」の表紙に使う写真を目的に行ったのですが、今一つの出来でした。真っ暗な日の出前から現地入りして、朝焼けに染まる、アカネ色の写真を撮影したかったのですが、そういう場面は生じませんでした。
仕方ないので、これで妥協しようかと考え、昨日はそのまま河口に向かいました。しかし、諦めきれずに、本日も木幡に向かいました。昨日は休業していた「木幡ベース」というお店に寄りたかったのです。
本日の写真も今一つでした。諦めて木幡ベースに向かいました。普段は10時開店です。オープン時間に合わせ10時過ぎに着きました。入口には
「本日14時オープン」
と書いてありました。
まぁ、そういうこともあるでしょう。私は気を取り直して、隠津島神社を参拝して、展望台からの写真を撮影したことになります。
さて、これで帰らないのが福島太郎です。再度、阿武隈漕艇場に向かい、川面を前に10時30分から2時間以上、一人で黄昏ました。昼間だというのに黄昏とは、これいかに。
しかし、神は私を見捨てませんでした。
光がありました。
「光流るる阿武隈川」の表紙となる写真を撮影することに成功しました。
昨日の早起きも決して無駄とは思いません。少なくとも「朝焼け」は川面に届かないことを学びました。
そして、あらためて「木幡ベース」を訪問し、店主に御礼を伝えてまいりました。
原稿ヨシ!、写真ヨシ!承諾ヨシ!
帰宅後、出版代行社に発注しました。また、「しろくまさん」に表紙データの作成依頼を行いました。
後は前に進むだけです。
荷物は積みました、船は出航しました!
海路の神様が一緒だと信じていますが、お読みいただきました皆様、
安全な航海になることを応援してください。
そして、「光流」を執筆するにあたり、note街の皆さまに、応援いただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。とりわけ、粗原稿を送付させていただきました(五十音順)
あべねぎ様、kakunomihiro様、きよこ様、コノエミズ様、ささみ様、shingo様、ミーミー様、酎愛零様
あらためまして、心より感謝申し上げます。
書籍化については、何か大きな動きがあれば、その都度御報告します。
そして、皆様も
bon voyage! 良い旅を!
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。