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【駄文】何故、メソポタミア

 実にどうでも良い話なのですが、拙著「黒田製作所物語」という作品では「溶接」が重要な要素としてありましたことから、
「そもそも溶接とは」
なんて調べておりましたら、その起源が「メソポタミア文明」という情報に行き当たり、
「凄い、紀元前三千年ですよ」
と驚いた気持ちをそのままに、こんな表現をしました。

紀元前から現代まで、五千年の時を超えて人の営みを支え続ける技術、それが「溶接」である。溶接技術の発展とともに、人は産業を発展させ、より豊かな生活を手に入れたとも言える。(黒田製作所物語 はじめにより引用)

 そして黒田から数ケ月後、「光流るる阿武隈川」を執筆するにあたり、重要な要素となる「カヌー」について、
「そもそもカヌーとは」
なんて調べておりましたら、その原型が「メソポタミア文明にあった」という情報に行き当たりました。しかし、このネタは作品には全く活かすことができずに終わりました。

 そして光流から3ケ月になろうとしている今日この頃、新作に向けて情報収集をしております。ボヤンボヤンとイメージの種を蒔いていますが、まだ芽が出ない悩ましい日々ですが、今日は交流している「mkujira58さん」が、有難い記事を投稿してくださいました。こちらの記事です。

 mkujira58さん、あらためて御礼を申し上げます。

 しかし、このくじらさんの記事で、あらためて気づかされました。
 なんと、この作品は、タイトルに「ワイナリー」とあるのに、全くワインが出てこないという「タイトル詐欺作品」でした。登場したお酒は、何故か「シードル」ですよ。

 その反動ということでは無いのですが、新作(タイトル未定)では「ワイン」が重要な要素になる予定です。そのため「ワイン」について、
「そもそもワインとは」
なんて調べておりましたら、その起源が「メソポタミア文明にある」という情報に行き当たり、
「おいおい、おいおい、メソポタミア文明とは何なんですか!」
と驚いてしまいました。
 
 さて、新作については、いくつかのエピソードをイメージしているのですが、自分の中で上手く繋がりません。力不足です、今回はなかなか「ノリと勢い」が降りてきません。

 いっそ「恋する旅人方式」で、何も考えずに、見切り発車で無理やりnoteに書き出してしまおうか。それとも、一旦手仕舞いした方が良いのか。
 まぁ、そんな悩ましい時間も楽しみながら、もう少し構想を考えてみます。
 なお、黎明奇譚には、メインの物語の他に「12人の優しいお役人」と題した12本のショートショートが掲載されています。ショートショートの名手であるmkujira58さんにはかないませんが、それなりに面白い作品と言わせてください。

 


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