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教育委員会など

 教育委員会という組織について、近年、不要論が強くなっているように感じています。「形骸化している」、「機能していない」どころか「無駄」、「邪魔」という論調からの不要論のようです。はい、いつもどおりですが、エビデンスはない話です。ということで、

「本当にそれで良いのでしょうか」

 というアンチテーゼのお話です。
 そもそも論として、教育委員会という組織が作られた理由は、「政治的なものから中立性を確保するため」であり、先の「第二次世界大戦」の際に、戦争教育というような行為が行われたことの反省から生まれたものだと、私は認識しています。その教育委員会を無くすということが、「戦争に近づく」ことにつながるのでは、ということを懸念してしまうのです。

 一方、「行き過ぎた反戦教育」や「反体制的」な組織や教育者がいるような印象も抱いており、そこに対する懸念も抱いています。教育権の独立というものを乱用し、公共の福祉に反するような行為が行われていることもあるのではないかと感じています。しつこいようですが、エビデンスはありません、個人の見解です。

 ということで、教育委員会が形骸化しているのであれば、本来は「機能させるためにはどのようにすべきか」について議論する部分、少なくとも「そもそも教育委員会の役割とは」のようなことを意識して議論する必要があるのかな。と考えています。少なくても「現状」だけの課題ではなく、歴史的な背景も学びながら、子どもたちの将来について考える必要があるのではないかと。

 これまでも、少しづつ教育委員会の機能が削がれてきています。首長や政治の影響を受けやすい状況が作られていると感じています。私は政治的にも思想的にもノンポリ、性格的にはノンビリな男ですが、少し怖いと感じている現状につぶやいてみました。
 つまらない話を、最後までお読みいただきありがとうございます。
 ある自治体の首長が教育行政に口バシを入れている現状を聞き
「だから、あいつは駄目なんだよ。東大法学部卒業しているくせに、何で方の趣旨を踏みにじるようなことばかりする」
ということを語ってしまい、その余熱でこんな記事を投稿してしまいました。次からは、ふざけたオッサンである福島太郎に戻りたいと思います。

 この本は、基本的にまじめな話が多く掲載されています。応援してください。


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