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生かすも活かすも

 お断りします、忘備録的な投稿です。普通の方には、面白くない、自己満足の投稿になります。

 昨日は体調が悪かったことと、別な「物書き」を優先してnoteの投稿をお休みしました。
 正確に言えば「昨日も一昨日も体調は悪かったです」
 もっと正確に言えば「12月中旬はずっと体調が悪かったです」。
 実は12月15日に、こんな記事を上げていました。

 実はこの「プロジェクト」は、木幡山 隠津島神社を参拝した12月11日からスタートしていまして、15日の時点では「このミッションは無理」という心境でいました。自分を奮い立たせ、不退転とするため、「スタート宣言」をしたつもりでした。
 しかし、結果的には

 10日後の20日に完遂することができました。

 その間、「無理」に「無茶」を重ねたため、かなり体調が悪化し、何とか休まずに本業はこなしましたが、24日(土)、25日(日)は、ほぼ廃人となりまして、部屋に引きこもり、終日ベッドの上で過ごし、25日にはnoteの投稿をお休みして、休養と回復を優先しました。

 けど、申し上げます。
「楽しいミッションでした。身体はボロボロになりましたが、心は綺麗になりました」

 今回のミッションは「木幡山 隠津島神社」への感謝を伝えたく取り組みました。私は氏子でもなければ、地元民でもありません。本来であれば、神社に関係するミッションに関わることができない立場の身です。時々参拝させていただくことが、分相応です。

 1200年以上の歴史がある神社です。それに対して、私は何の力も実績も無く、月とスッポン以上に、身分違いの恋のような感じです。

 偶々いただくことができた、小さな小さなご縁を手繰りよせ、1年半という時間をかけて、本年12月に
「神社のために、この身を使わせてください」
という想いを伝えることができました。そして、思いを酌んでいただき、機会をいただくことができました。

 当初は「3ケ月はかかる」というミッションを、大幅に短縮した背景には、「年を越したくない」という気持ちがありました。私の勝手な考えになりますが、「神社は元旦に始まり大晦日で終わる」とう意識があり、
「このミッションを抱えたまま歳を越えたくない」
と考えました。
 昔のCMに例えるなら
「今年の汚れ、今年のうちに♪」
という感じです。
 が、これではちょっと軽すぎるので、ある物語の登場人物の気持ちを、お借りします。

 あの日、もしかしたら消えていた俺の命。いや、村の厄介者小介は、あの日死んだ。一度は命を捨てたのだ。そして弁財天様から新たな命をいただくことができた。
 ならば、女房と子どものため、村のため、弁財天様のため、この命を生かしていく。平和な暮らしが少しでも長く続くよう、浄明正直に生きていく。

福島 太郎. 夢見る木幡山 (Kindle の位置No.793-794). pubfull. Kindle 版.

 何度か遊びに来ていただいている方は御存じかと思いますが、「福島太郎」は、もともと「公務員のタマゴに伝えたい話」という本を書くために生まれました。そして、続編の「第2集」、「元宮ワイナリー黎明奇譚」を書き上げ、所期の役割を果たしました。
 その時点で「もう、辞めようか」と思いつつ、note街が楽しく「恋する旅人」、「黒田製作所物語」を書き上げました。
「もう、これ以上の創作は無理。限界です。今度こそ終わりにしよう」
と考えていた時期に、「木幡山 隠津島神社」さんとのご縁をいただき、「(福島太郎という)この命を生かしていく。浄明正直に生きていく」
という想いを抱きました。
 
 今回取り組んだミッションは、福島太郎としての命を生かしていく・活かしていくという、小さな実践でした。
「自分が、関わるというのは、身の程知らずで申し訳ないとは思います。けど、誰も挑戦する人がいないのなら、チャンスをいただけないでしょうか。隠津島神社のために、この命を生かす機会をいただきたいです」
 ということで、たった10日間のミッションでしたが、私にとりましては、命を燃やすような充実した時間でした。
 福島太郎として、生かされていることを感謝した時間でした。

 単純に申し上げれば、1200年を超える神社に対し
「御社の取組みを、物語として書かせて欲しいです」
と願い出た無名の「無礼者」に対し、寛大な心で「赦し」を下さった神職に御礼参りと、汚れを払う禊をさせて欲しいという思いで取り組みました。

 さて、#何を書いても最後は宣伝 私と隠津島神社さんとの関わりを書籍化したものが、こちら「夢見る木幡山」になります。

 この本は、本編はともかく、「あとがき」が素晴らしいです。そして、この兄弟作とも言える「光流るる阿武隈川」

 2冊合わせて読んでいただけると、さらに楽しんでいただけると考えております。こちらの「あとがき」もお勧めです。


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