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書いた子に教えられる

 生み出した作品というものは、子どものように可愛いものです。他の方から見たら、不細工で運動音痴で、センスの無い言動をしているように見えると思いますが、私は可愛くて仕方ありません。
 ナルシストと言われるかもですが、断言します。
「自分の書いた作品が大好きです」
 なので、noteもkindle出版も、続けることにより「スキを積み重ねている」面もあります。
 
 特に私の場合は、スキやフォロワーさん、売上げなどの「数に拘らない」「好きなことを 好きなときに 好きなように書く」を標榜していますので、自分の作品が大好きということでもあります。

「だから、独りよがりの作品ばかりで、他人に受けないんだよ」
と言われたら否定することはできないのが辛いところです。

 ただ、2年半続けてきたことで、思わぬ効用が表れております。それが本日のタイトルである「書いた子に教えられる」ということです。
 福島太郎は、もうすぐ満3歳の誕生日を迎えますが、本体である「よしきく」は、不惑を過ぎて十二年を越えています。しかし、実を申しますと、未だに、迷い惑う日々です。
 仕事、お金、健康、曲がりくねった道や別れ道を歩いています。

 このような中、前月から「商業出版」というものに挑戦するかどうかを考えておりました。私のイメージとして
 noteで書くことは、クラスや部活など、仲間うちで歌うような感じです。
 kindleは「路上ライブ」をしているような感じです。
 商業出版は「メジャーデビュー」するような感じです。
 商業出版について、ボヤンとした憧れはありましたが、自分にとりましては別の世界、夢物語の話という印象を抱いていました。
 それは、今も変わりません。

 ところが、noteのご縁で「企画のたまご屋さん」というNPOがあることを知りました。略称が「ほんたま」のようです。

 ここに、商業出版用の企画を送付することで、商業出版という道が拓かれるかもしれません。
 「ほんたま」で企画が採用され、さらに出版社の内部審査を通過しなければなりませんので、企画を送付しても無駄になる可能性が高いです。
 しかし、新作「スプラウト」の主人公が言うのです。

六十年以上農業に携わり、一つだけ確かに掴んだ哲学がある。
蒔かぬ種は生えぬ。
そのたった一つの哲学を胸に、人生をかけて種を蒔き続けてきた。

福島太郎著:スプラウト

 「元宮ワイナリー黎明奇譚」の主人公が言うのです。

夢は見るものじゃない、叶えるもの。
失敗したところで、もともと無かった話が消えるだけ。
ゼロで始まりゼロで終わる。
どれだけのタネと仕掛けを準備できるか。汗をかく価値はある。恥を掻くのもいい。
チャンスの神様が現れたのだから逃がす手はない。
前髪しかないというチャンスの神様。一人で捕まえることは難しいかも知れないけど、皆で囲んで逃がしはしない。
できる限りのこと、動いてみますか。

福島太郎著:元宮ワイナリー黎明奇譚

 「お前ら、何でそんなに前向きなんだよー!」
と、言いたくもなりますが、悔しいことに、彼らの言うことに大きく共感もします。
 書いた子に教えられるというのも、ちょっと格好悪いですが。

 福島太郎は「公タマ伝」の商業出版を目指して、動きます!

#何を書いても最後は宣伝
「元宮ワイナリー黎明奇譚」は、こちらからお読みいただけます。
「スプラウト」は、本年12月にkindle出版を予定しています。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。