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【駄文】次は何処に向かおうか

 1月に「光流るる阿武隈川」を発刊してから、「創作熱」というものが、ピタリと止んでいます。その前の「夢見る木幡山」から「光流」にかけては、変な勢いのまま、前進した感じでしたが、今は凪の状態です。

 なお、「夢見る木幡山」をお読みいただいた方は「kohataマルシェ」というイベントのことを覚えていらっしゃると思います。私が、あのイベントに参加しなければ、木幡にのめり込むことも無かったと思います。
 作品ではちゃんと触れることができませんでしたが、その「kohataマルシェ」を企画したのが「夢見る」と「光流」の主人公のお二人でして、この二人が居て「kohataマルシェ」を企画してくださったことで、この二作品が生まれたとも言えます。企画したお二人も想定外のことだったでしょう。

 そんな訳で、主人公役のお二人には、それぞれに「夢見ると光流」の「紙書籍」をお届けしました。紙書籍を発刊して有難いのは、こうして「贈呈」することができることです。もちろん読者の方に購入していただけるのも有難いのですが、どちらかと言えば販売目的というより、数万円をかけて「1000円で紙書籍を製作する権利を購入する」という心境に近いかもしれません。
 また、リップサービスとは思いますが、主人公役のお二人に「本にしていただき嬉しい」というコメントをいただき、安堵しております。
 望外の喜びとしては、「光流」の主人公の方から「父が喜んでいました。まさに、あんな心境だったっと話していました」というお話も聞かせていただいたことです。「光流」での名前、職業等は、全て架空のものになりますが、「父としての心境」を正しく描けたと感じられるお話は、嬉しいことでした。

 木幡に関する興味深いエピソードとしては「ふくしま農家の夢ワイン」というワイナリーの話もあり、当初は「木幡三部作」に挑戦しようか、という下心もありましたが、現在は「木幡はこれで完結しよう」となりました。
 「夢見る」と「光流」がちょうどよい対比になりましたので、これ以上は蛇足になるとの印象です。「現実と空想」、「山と川」、「(主人公が)男性と女性」、「1年記と年代記」など、良い感じに振れているのです。
 また、「農家の夢ワイン」さんは、メディアや観光誌等で取り上げられていることも多いので、「駄文屋が出るまでもない」との感じもあります。
 隠津島神社さんや木幡ベースというセレクトショップさんもメディアや観光誌等での露出があるのですが、「祭りと伝統」や「ショップ」という視点が多いので、「挑戦する禰宜」や「挑戦する女性」の姿、人に焦点を当てて描く意味、記録として遺す意味があるのではと考えて、私なりに挑戦したところでした。

 さて、ということで、木幡を卒業することにしますが「次は何処を目指そうか」ということで、道を模索しております。そい先生からは、「写真のまち東川町(北海道)はいかがでしょう」というアドバイスをいただきましたが、福島太郎の名のとおり、福島県に拘りたいと考えていますので、東川町は諦めました。
 去年は2月末に「黒田製作所物語」を書き上げてから、8月に「夢見る」に着手するまで半年くらいかかりましたので、今回も焦る気持ちは無いのですが、いずれまた、新しい物語を紡いで、ワクワクしたいと考えております。

 ちなみに、サムネ画像は沖縄です。実生活では、今年は機会を見て沖縄に行きたいと考えております。奈良にも行きたいですし、大阪や北海道にも行きたいと思案しております。コロナ禍が終息して、自由に旅行できる日を願いながら、明日からは、また仕事に励みます。

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