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【駄文】まだ、収穫する時期じゃない

 6月18日(土)に、小さめの「セミナー」に参加した後、数人の方から「名刺」をいただきましたが、私の方からは名刺を返すことができませんでした。ちゃんと準備はしていたのです。ちょっと営業的なことをしたい気持ちはありました。ただ、名刺の肩書に違和感があり躊躇ってしまったのです。以前、お遊びで作製した名刺の肩書は
「文筆業・ライター」
としました。厚顔無恥な私でも「駄文屋」とはできませんでした。
 しかし、どこからも「書く仕事」をいただいていない身で「文筆業・ライター」と名乗ることの抵抗感が払拭できなかったのです。

 社会人として、中途半端な対応をして申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。

 さて、noteの公式では、私たちのようなnote街への参加者を「クリエイター」と称しています。noterと表現される方もいますが、この「クリエイター」という言葉の創造性や自由度がお気に入りです。とは言え、名刺に「クリエイター」という肩書も、何かしっくりきません。
 と、申しますか、 #何を書いても最後は宣伝  というタグで遊んでいますし、偶にtwitterやFacebookで、著書の宣伝をしたりしていますが、正直な気持ちを申し上げれば、「積極的な宣伝」に抵抗感を感じています。そのことも、今回の「名刺を交換しない」という行動の背景にあるような感じです。

 書くことを面白いと感じ、楽しんでいます。けれど「宣伝のためにSNSで積極的に交流する」ということを、楽しいとは思えないでいるのです。
「すきなことを すきなときに すきなようにかく」
を標榜しておりますが、SNSの交流も
「すきなときに すきなひとと すきなように交流」
をベースにしたいと考えております。そこを楽しんでいきたいのです。

 なお、御承知の方もいるかと存じますが、私の場合には文章修行としてnoteに参加していますので「noteの投稿は文章を主体に1000文字程度」を目指しております。しかし、そうそう書くネタがあるものではないのです。
 そこで、文字数を稼ぐ道具として便利なのが「著作の宣伝」でして、文字数を稼ぎつつ、オチに使うという感じなのです。
 いわゆる「お約束」ということになります。変化球的に、他の方の宣伝を入れることもできて、とても便利なのです。

 また、スポーツを経験した方には共感していただけると思いますが、上達を目指すためには「練習での上達」と「試合での上達」があると考えています。noteが練習だとすれば、Kindle出版は試合のような感覚で、文章を紡いでいます。駄文については、ふざけて書いているように見えるかもしれませんが、私の中では、練習というか修行の一環です。

 言い訳のようですが、真面目で堅苦しい文章は、仕事中にさんざん書いていますので、駄文を書くことで自分のバランスをとる、幅を広げるという意味合いもあるのです(とか、言ってみます)。
 で、仕事と駄文で培ったものを試合(Kindle出版)にぶつける訳ですが、「まだ勝利を目指せるような力量ではない」という感じです。けれど、勝利を目指さない訳ではなく「勝てないとは思うけれど、成長するために全力で挑戦する」という気持ちなのです。なので、

 まだまだ成果を求めて、収穫を期待するような時期じゃない!

 と、自分に言い聞かせて、今日も棒が立たないkindleの売上や読まれたページ数のサイトを見て、泣きながら寝るのです。
 なお、チュールが貰えず、ふて寝する猫の動画がこちらです。


 嬉しいことに、本日はnote街で交流していただいている「KENTAさん」が、この記事のコメントで「私の著作を読んだ」と教えてくださいました。

 KENTAさんは、「 技術系会社員 × 画家 × ビール愛好家」として、アート(絵)を中心にアクティブな活動をされている、尊敬するクリエイターさんの一人です。交流していただくようになり、1年以上になると思うのですが、著作を読んでいただいたことは初めて知りました。あらためて御礼申し上げます。

 Kindle出版の「販売数」や「読まれたページ数」は、国別でも集計できるのですが、「中国」での実績が記録されていないため、「仲良く交流しているのに、なかなか読んでいただけない」と考えていましたが、私の誤解でした。

 そんな訳で、
 まだまだ成果を求めて収穫をするような時期じゃない!
 と強がりながらも、「読んだよ」と教えていただくと、それだけで幸せな気持ちになります。

 そうするとですね、英国在住のコノエミズさん、中国在住のKENTAさん、さらに名前は存じませんが、米国で「恋旅」と「木幡山」が読まれていますので、販売数やページ数はともかく、日本以外に三か国デビューですよ。
 皆さん、ありがとうございます。いつか、「良い作品ができました、是非、収穫して味わってください」と胸を張れる日を目指して、さらに修行と試合に励みたいと存じます。

 美味しい果実は作れませんが、美味しい虚実を創れる日を目指して!
 今日も今日とて、ペンギンステップ!
 あ、もちろん、こちらのリンクから収穫していただくと、とても嬉しいです。

「会津ワイン黎明綺譚」が、一番旬でおススメです。





 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。