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【駄文】ブーメラン!

 本稿は、アラフィフ以上の方をターゲットとしています。ジェネレーションハラスメントに敏感な方は、ここでお止めいただくようお願いします。

 よろしいでしょうか?
 私の独断と偏見によれば、アラフィフ以上の方が「ブーメラン」と聞いて思い浮かべるのが
 1 ミドレンジャーのミドメラン
 2 西城秀樹さんの歌
 3 某政党の自爆テロ(巨大ブーメラン)
になるようですが、本稿では、2をベースに展開していきます。

それでは皆様、一緒に御唱和ください。

♬バーミヤン バーミヤン バーミヤン バーミヤン
 きぃっとぉーー あぁーなたはぁ 戻ってくるだろう
 バーミヤン バーミヤン バーミヤン バーミヤン
 きぃっとぉーー あぁーなたはぁ 戻ってくるだろうぉおーーー

 ということで、サムネ画像にもありますとおり、本題はガストグループの中華レストラン「バーミヤン」についてです。
 心のどこかで、バーミヤンの偉い方に、本稿が届き宣伝になれば嬉しいという下心を抱きつつ展開していきます。

 バーミヤンが大好きなのです。
 20数年前、妻と離婚し2人の子どもとは別に暮らすようになりました。
 家庭裁判所での調停を経て、月3回の面会権を得た私は、子どもたちに逢う度に
「今日は行きたいところはある?」
「何が食べたい?」
なんて、他愛もない話をしつつ、基本的には子ども主導で、共に過ごす時間を探していました。どちらかと言えば
「別に」とか「何でも良い」が多い子どもたちでしたが、ある日
「バーミヤンに行きたい」
と伝えてきました。子どもたちの住む家の近所に「バーミヤン」が出店していたものの、なかなか行く機会がなく、子どもたちにとって憧れの場所だったようです。

 私に異論があるはずもなく、バーミヤンを訪問し、
「好きなものを何でも頼んでいいよ」
 と、あれやこれやと注文して、テーブル一杯の中華を楽しみました。
 ただ、当時、一桁の年齢だった子どもたちにとって、中華料理はイメージと味がミスマッチだったようで、私がかなりの料理を平らげることになりました。

 何度か訪問したその店は、数年後にドラックストアに変わりました。
 その後、長女は大学時代を京都で過ごし、大阪で就職しました。
 2女は大学時代を栃木で過ごし、来春、埼玉での就職を考えているようです。

 僕と子どもたちが、共にバーミヤンで時間を過ごすことは、二度と無いのかもしれません。

 けど、まぁ、強がりとか虚勢も含め「これでいいのだ」とも思うのです。子どもたちが、自分で進む道を決めて、歩みを進める。
 健康で、自立した生活をしていてくれる、いや、そんな贅沢も要らないのです。子どもたちが生きていてくれる。その事実があり、共に過ごした思い出がある。これ以上の幸せを望むのは、親として傲慢な気がします。

 「父は父なりに、健康で幸せに暮らしているから心配無用」
 これからは、そう伝えることができるよう、そして、子どもたちが困った時には、力になれるよう過ごせれば良い、と考えるようにしています。

♬バーミヤン バーミヤン バーミヤン バーミヤン
 きぃっとぉーー あぁーなたはぁ 戻ってこないだろう
 バーミヤン バーミヤン バーミヤン バーミヤン
 だけどぉ あぁーなたに 幸せでいて欲しいぃぃーーー

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。ある物語の一節を引用します。

「お前が決めたことを応援するだけさ。お前がオリンピックを目指してきたのは素晴らしい。だが、メダリストが幸せになれるとは限らない。俺が一番望むのはお前の幸せだ」

福島太郎著:光流るる阿武隈川より

 独りの父として、この方と全く同じ気持ちです。君たちが、どんな道を選ぼうとも、父が望むのは君たちの幸せ、自分がすべきことは応援すること。
 そして、世界中の子どもたちにも幸せになって欲しい。

 子どもたちに直接伝えられない想いをnoteやkindle出版で表現することで、幸せな気持ちで心が満たされます。
 note街で交流していただいている皆様、noteを運営してくださるスタッフの皆様に、心からの感謝を申し上げます。
#何を書いても最後は宣伝
 父、地域、家族、スポーツ、そして……。先ほどの引用部分を含め、人を愛する、応援する方に贈りたい、人間賛歌の物語はこちらになります。

レビューとあとがきだけでも読んでいただければ、嬉しいです。
読んでいただき、レビューや宣伝をしていただけると、更に嬉しいです。


 
 
 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。