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【駄文】麻雀は感性で打て!

 標題は、私のオリジナルではなく、「雀鬼」と称される元麻雀の裏プロ「桜井章一さん」の言葉です。「20年間無敗の男」というキャッチコピーもあり、その業界では超が着く有名人です。

 先日、kakunomihiroさんが「直観、なんといっている?」

 という記事を投稿されており、いろいろと考えてたら、この言葉に至った訳です。そして、我身を振り返れば、「直観ばかりだなぁ」と思う訳です。「人生は直観で生きろ!」
という感じでしょうか。特に、ここ2年はその傾向が強いです。

 こうしてnote街にいることも、Kindle出版することもそうですし、日常生活や仕事においても、
「先ずは直観で行動する。理屈は後からついてくる」
のようなことが多いかもしれないです。
 私が勤務している職場では「理屈を重ねて、議論を重ねてから、行動しない」という方が多いので、天邪鬼というか異端児という感じもします。

 また、私の行動原理は「直観」というよりも「意志」に近いのかもしれません。「どうしよう」という場面を迎えた時に、「自分はこうしたい」という、良く言えば「意志」、悪く言えば「我儘」なのかもです。
 ただ、自分の行動を振り返る時、その「こうしたい」の基準というか、視点は「未来志向」であり、「多利、利他」にあったと信じたいところです。もちろん、自分自身の利益も考えることもありますが、決して「自分の利益だけ」では無いというところです。「よりよい未来のために」ということを基準にしていました。

 何故か、先月は拙著「元宮ワイナリー黎明奇譚」が、kindle unlimitedで、比較的多く読んでいただけました。この物語は、「公務員三部作」の最終章的な位置づけで、まさに「直観」で動くような主人公を描いています。
 地方自治体の係長という設定ですが、よく「役所的な理屈」の外で行動します。ただ、そこにあるのは「保身」とか「自利」ではなく、「直観」だけでもなく、「地域のために」、「未来のために」という「意志」であったのかと、今更ながら考えました。
 kakunomihiroさん、考える良い機会をありがとうございました。

 なお、この黎明奇譚は、「福島太郎」の原点とも言える作品です。「公タマ伝」の原稿を執筆する前に、ほぼ同じストーリーの粗原稿ができておりまして、一番最初に書いた物語なのです。その時は、誰に見せるということもなく書き上げ、少し周囲の知人に読んでいただいただけでした。
 その後、不整脈の発作と入院を経て、「公タマ伝」の執筆を始めた際、
「公タマ伝はワクワクしない」
との感想を受けて、
「実はワクワクするような話がありますよ」
と、公タマ伝に収録するつもりが、文字数のバランスから収録できず、第2集からも漏れ、結果として三作目として、単独の物語としてKindle出版しました。
「日の目を見ないままでは、あまりに不憫」
ということで、amazonの舞台に上げたくなった作品です。もとより、収益等は考えていないのですが、読んでいただけると、嬉しい限りです。
 また、「黎明」というのは「夜明け前」ですので、初期の頃から「光」・「意志」ということを意識していたことを考える意味でも、著者としてはちょっと感慨深い作品です。

 物語の流れとしては、ギクシャクしていますし、「そんな上手くいくはずがない」という指摘を受けそうな御都合主義でもありますが、ファンタジーということで、御赦しいただきたいと考えています。



 

 
 
 



 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。