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【駄文】ウイナーメーカー

 ありそうで無かった言葉「ウイナーメーカー」

 負けの多い人生を送っておりますので、負けた自分を慰めるために、「負けの中にも価値はある」と言い聞かせております。より端的に表現する言葉として、この「ウイナーメーカー」という言葉を考えてみました。

 以前、40歳を過ぎて「週末は柔道の試合に出ます」という話をしていたところ後輩が揶揄するように
「その年で試合って、何を目指すんですか。優勝するほど強いのですか」
と聞いてきまして
「弱いから多分1回戦で負けるよ。だけど、俺が出場することで、その選手は勝利をあげることができるのだから、出場する価値はあると思うのです」
と応えたのですが、私の気持ちを理解して貰えたかどうかはわからないままです。
 そういう意味では、柔道に限らず、マラソン大会もnoteも、Kindle出版も、基本的には「好きなことを好きなように楽しんでいる」ということであり、試合や大会に挑むまでの過程
「自分を鍛え、スケジュールやお金を調整して、スタートラインに立つ」
までが自分との闘いであり、スタートラインに立った時点で、
「自分に勝った」
という気持ちでいます。目標を定めやり遂げることが一つの勝利だと考えています。

 その後の試合というものは、勝てば御褒美、負けて悔い無しという気持ちでいます。そういえば、後輩からは
「じゃあ、太郎さんは負けるつもりで出るのですか、相手を勝たせるために」
とも聞かれ
「もちろん勝つために全力を尽くすさ、俺だって勝ちたいよ。若い方に試練を与えるのも年寄の役割の一つだからね
なんて応えたりもしていました。

 ということで、他の人と比較したら「売れない、読まれない」kindle作家ではありますが、負け犬として
「負けの中にも価値はある」
「Kindle出版を果たしたことで、自分自身には勝った」
「これでいいのだ」

と、note街の隅っこで呟きながら、今日も元気に生きていこうと思います。

 生きているから、勝負に参加するから、負けることもできる。
 繰り返しますが、負け犬の呟きです。
 けど、自分自身には勝ったという誇りを持つ「ウイナーメーカー」でありながら、いつか勝利する日を目指して修行を続けて参ります。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。何を書いても最後は宣伝ということで、拙著のリンクを埋めておきます。
 売上げは少ないのですが、これらの本に「読む価値が無い」かどうかを確かめていただければ嬉しいです。著者的には、最初に手にしていただくなら「恋する旅人」という本をおススメしています。一番、娯楽性が高いです。


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