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【駄文】気分は連載小説

 昨夜、Twitterで投稿しましたが、新作の完成に向けてギアを上げていかなくては。と、考えています。
 正直、これまでで一番の「難産」となっております。8月、9月と少しずつ進めてきましたが、物語の中で「核」となるものが、自分の中で納得できず、大まかな展開は定まっているのに、どうも筆が乗りませんでした。

 主人公は農家を営む男性です。「会津ワイン」に続き農業です。前作で深堀できなかった部分を解消できるかが、自分の中での課題になっております。

 さて、「何を書いても福島太郎」のパターンになりつつあります。主人公は様々な理不尽に耐えながら、前に進もうとします。
 しかし、今回は「理不尽と闘う」場面を挿れたいと考えているのです。そこが、自分の中で納得できず、筆が鈍りがちでした。
「何故、彼は闘ったのか」
 プライド、意地、正義、仲間、いくつかの言葉が浮かんでは消えていきます。
 名作漫画「鋼の錬金術師」に登場するウィンリィの名セリフ
「理不尽を許してはいないのよ」
を心の中で何度も反芻します。コレジャナイ感が残ります。

 私のイメージする主人公は
「農家なんか理不尽ばっかりだ。いちいち驚いたり、怒ったりしてらんねぇ。自分ができることをするだけだ」
と、明るく、黙々と作業をする人物なので「闘う」ことが描けないのです。

しかし、「闘う」エピソードを削除してしまっては、
「日本一キレイなステンレス専用工場」が登場しない黒田製作所物語
カリフォルニアと会津が繋がらない会津ワイン黎明綺譚
川が干上がった光流るる阿武隈川
砂糖とミルク抜きの珈琲、あ、珈琲も抜いて
みたいな感じになってしまい、スカスカです。

苦闘、約3ケ月。ようやく「闘う理由」が降りてきました。

これで「核」が定まりましたので、今月は一気に作品を書き上げたいと考えております。8月、9月は「1行でも書く」みたいな感じのペンギンステップでした。10月は
「連載小説のように毎日1エピソードを書いていく」
を自分の中のミッションにしたいと考えています。noteに毎日投稿しようかとも考えましたが、「それは、無理をし過ぎか」と感じてしまいましたので公開はしませんが、毎日1エピソード(1000文字前後)に挑戦し、粗原稿を完成させたいと考えております。

 また、他の事情もあり、本作執筆中は併せて「禁酒チャレンジ」をします。今後、どのような展開になるのか、見守りただきますようお願いします。ということで、今夜は新作「(仮称)スプラウト」の執筆に専念したいという思いもあり、朝投稿となりました。
#何を書いても最後は宣伝
 私は禁酒モードに入りますが、皆様には美味しいワインをおススメします。



サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。