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【駄文】人生のロスタイム

 最近、お気に入りの考え方に、
「意志あれば光あり」
というものがあります。私のオリジナルと言いたいところですが、杉谷庄吾さんの漫画「映画大好きポンポさん2」から、ポンポさんお願いします。

『もし「完全にオリジナルな物語」なんて物がこの世に存在すると思っている奴がいたら、そいつはただの無知か馬鹿ね』

ということで、元ネタは2つあります。

その一つは
「力が欲しいか。くれてやる」
という台詞であり、もう一つは
「人の本質は、光だ」
というものになります。どちらもうろ覚えなので、細かいところが異なっていたらすいません。この二つの言葉が、私の中で融合して
「意志あれば光あり」
と、自分に言い聞かせる言葉となりました。「人の本質は、光だ」の方は、比較的新しいので、ご存じの方も多いと存じますが、原泰久先生の漫画「キングダム」に登場する政(後の始皇帝)の言葉として登場しています。

 さて、もう一つの台詞は古い漫画ですし、連載誌も「週刊少年サンデー」でしたので、ご存じない方も多いと思います。皆川亮二先生の「ARMS」によく登場していた言葉です。主人公チームがピンチの際(きわ)の際に、この台詞が登場し、劣勢を跳ね返すという黄金パターンに、何度心を震わされたことか。
 「ARMS」は腕ではなく、兵器を象徴する言葉として使用されており、当初は「兵器」という位置づけでしたが、物語の展開とともに、生命・進化・ガイア理論、人間の存在意義など、世界が拡大していくことに胸を躍らせ、予想を超えるエンディングに涙したものです。「人間の持つ意思」が終盤のキーワードとなりました。

 で、先日、佐々涼子先生の「エンド・オブ・ライフ」を拝読して、この2つが繋がり、
「意志あれば光あり」
という考えに至りました。正確に言えば「光あり」というところについて、確証は無いのですが、
「人の意志が向かう先には光があって欲しい」「人の意志は光に向かって欲しい」という二つの願望を含んでいる言葉になります。
 ハッピーエンドであって欲しい、性善であって欲しいと置き換えても良いかもしれません。また、二つを含めて「人間賛歌」ということになるでしょうか。noteでの交流で思いついた「人生のロスタイム」という言葉も、最近意識しております。

 約2年前に「福島太郎」が生まれましたが、この先長い期間活動できる保証は無いです。もしかしたら、ロスタイムが後25年くらいあるかもしれませんが、ほとんど無いかもしれません。
 50年生きてきて、何の才も無いことを自覚し、金銭的な財が無い現実を前にしておりますが、叶うならば最後まで「光に向かう意志を持ち続けたい」と考えております。その意志の具現化としての福島太郎でありたい
 そして「微力だけれど無力じゃない」、「0と1は違う」と信じて、歩みを続けていきたいと思うのです。
 この先に光があることを信じて、交流した皆様からお預かりした光、ちょい足しして、他の方々に届くことを信じて、人生のロスタイムを楽しんでまいります。

 元・駄文屋としては、こんな「捻りもオチもユーモアも無い文章」を公開するのは、汗顔の至りなのですが、勘の良い方はお気づきと思います。
 現在、お酒に酔うております。県内のとあるリゾート地で、温泉を堪能した後に、この記事を入力しております(休暇をいただきました)。なので恥ずかし気も無く、投稿してしまいます。
 
 雨に降られ、散策が中止となりましたのでPCに向かっております。美しい晩秋の景色をお届けできず、すいません。けど、雨が降ったら読書も良いですよね。



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