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縁というものの不思議さ

 あおはるさんの企画に参加するために作成した原稿を、少しだけ修正してキリンさんが開催している「ここで飲むしあわせ」にエントリーしました。
 それが本日投稿した「ふくしま逢瀬ワイナリーのシードル」になります。なので、「また、同じ話かい」とお気づきの方もいると思いますが、コンテスト参加ということで、お許しください。お詫びということではありませんが、「舞台裏」的な話を補足させてください。

 御気づきの方もいると存じますが、私の3冊目の著作「元宮ワイナリー黎明奇譚」のモデルは「ふくしま逢瀬ワイナリー」になります。モデルと申しましても「インスピレーションの種」をいただいただけで、実在の組織や人物とは、全く関係がありません。黎明奇譚は「千三の太郎」による空想の物語、ファンタジーです。

 で、実はこの「ふくしま逢瀬ワイナリー」はキリンさんのグループ会社であるメルシャンさんと協力関係にあり、最初の年に製造した「ロゼワイン」用の葡萄は、メルシャンさんを通じて購入した葡萄ということです(県内でワイン用の葡萄の生産者が少ない状況でしたが、メルシャンさんは会津地方でワイン用の葡萄を生産していたのです)。また、その後の福島県内における「ワイン用葡萄農家」の育成やワインの醸造についても、協力をいただいているようです。

 そして、あおはるさんの企画に参加した時点で、リンゴ農家さんとの「日本一の約束」を果たせていませんでしたが、その直後に「フジ・シードルチャレンジ」で最優秀(日本一)を取得し、農家さんとの約束を果たすことになります(投稿した作品では、最初の味を残す意味もあり、日本一の話を入れることができませんでした)。

 そして、日本一を獲得した直後に、キリンさんが「ここで飲むしあわせ」を開催です。

 一度は完結した話に、もう一度命を吹き込むことになりました。リンゴを醸造してお酒にするかのように。
 不思議なご縁と感じてしまいます。
 なお「日本武道館の思いでR」という投稿、私が「日本武道館」で柔道の試合をして、最初で最後の勝利を納めた試合の映像がありますが、相手は「キリンさんチーム」でした。「キリンを武道館で飲む」ということを堪能した幸せな思い出です(しかも、この試合は2016年のことであり、黎明奇譚の設定上、五友物産の方々と大沼が復興支援業務に向けて励んでいた時期になります)

 ということでビール会社である「キリン」さんについて、太郎は「葡萄」と「武道」で、ご縁を感じているという裏話でした。




 


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