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【駄文】楽しんでもらえてたのだろうか

 極めて個人的な話で恐縮ですが、上の娘に、
「〇月〇日から〇日まで近くに行きます。タイミングが合えば一緒に食事をいかがですか」
というメールをしたところ、ランチを一緒にすることになりました。
 密を避けるという意味合いもあるとは思うのですが、「レンタカーを借りて、少し遠方に出かけたいと」の希望でした。

 これまでも何度か、ドライブ&食事はしており、私は楽しい気分でいましたが、娘の心境は今一つ解らないところがありました。というか、私と会うことを希望しているか、喜んでいるかどうかも解らないというところです。

 なので、事前に「会える日はありますか?」と聞いて日程調整により重圧をかけることなく、こちらの都合で日程を決めてから「無理の無い範囲で御検討ください」という感じで誘うのが多いのです。ある意味では「断りやすいように誘う」ということでもあります。
 また、安い便の飛行機や夜行バスを使うことが多く、二人の日程調整をするよりも、早めに交通手段を確保しなくてはならない、という懐具合に起因する事情もあります。

 今回は応じて貰えましたし、「ドライブ」というオーダーもいただきましたので、「もしかしたら、今まで過ごした時間も楽しんでもらえていたのだろうか」と、ちょっと嬉しく感じているところです。
 子どもの頃は、楽しい時はニコニコしてわかりやすかったのですが、思春期を過ぎてからは難しくなるばかりです。

 娘が関西、私が東北ということもあり、今後も会う機会が年に数回しかないことを考えると、もしかすると一生のうちに会える機会も数えるほどしかない可能性がありますので、聞けるだけの希望を聞いて甘やかしてこようと思います。
 一緒に暮らした期間も短く、金銭的にも「父」として十分なことをしてこれませんでしたが、成人した娘が、自分の意志で会ってくれることに感謝です。

 ただ、悪い大人としては、「娘と会えない場合は、奈良に行こうか、岸和田にするか、それとも名古屋まで足を伸ばしてみるか」とかを密かに考えていたのですが、先送りしなくてはならないことを、ちょっと残念にも感じてしまうのです。

 また、3年前の11月には、事前に日程調整したものの、飛行機、バス、新幹線とも席が取れず、宿もとれずに一旦反故にしたものの、会いたい気持ちが抑えられず、宿も決まらないまま、郡山を朝に出発し、11時間以上一人で車を運転して京都に着。翌日にランチをして帰路につき、飛騨高山で1泊して帰宅という、2泊3日で、一緒にいた時間が3時間くらい、という無茶をしたこともありました。
 たかが、3年前ですが遠い昔のことのようです。なお、飛騨高山では「せっかくだから飛騨牛を」と、居酒屋で注文したのですが、昼も焼肉を食べていたのは失敗でした。美味しくいただきましたが、なんか、もったいなかったです。

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 また、飛騨高山には夜、真っ暗なタイミングで入り、早朝に出発してしまいましたので、今度は余裕を持って訪問し、観光もしたいものです。



  

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