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【駄文】創作の裏話

 需要は無いと思いますが、忘備録として残したいと思います。
 本日の1本目の投稿「日本初の卓上計算機」、まだお読みでない場合は、先にお読みいただきますようお願いします。

 このお話、実に書いていて楽しかったです。3月8日は「ミツバチの日」ですから、ハニーな「あまーい話」を書くつもりでしたが、もぅ、涙ぐみながらノリノリですよ。
 「憂鬱な専務が世界を回す」以来、約2ケ月振りの創作となりました。

 自分で書いていて何ですが、こういう「愚直な男の話」が大好きなのです。「愛おしい馬鹿」というか「行動は失敗したけど思いが伝わる」みたいなお話。
 「憂専」と同様に、「日卓」についても「元ネタ」があります。なかなか、完全オリジナルは難しいです。今回の主人公の名前「石元」はもちろん、「石元みとんさん」からお借りしました。3月10日の「みとんさんの日」というお祝いだけではなく、ここ数日、みとんさんのことを考えているうちに
「そもそも、みとんとは何か」
「そもそも、手袋の発祥は」
みたいなことを調べておりまして、結果として「初めての手術用ゴム手袋」のエピソードにたどり着きました。この「ゴム手袋」をアレンジしたのが「日卓」になります。

 「みとんさん」がいなければ、「ゴム手袋」の話を知ることもありませんでしたので、みとんさんに感謝を込めて、主人公は「石元」となりました。また、そのお相手となる「林」は、もう一人の師匠である「ミーミーさん」由来ということになります。

 ここ数日、「mkujira58さん」の「ボクんちの笑うお面」に創作魂を刺激されまくっておりまして、「少年物のショートショートを書きたいなぁ」と、獏と考えていたのですが、出てきたのショートショートが「いつもの太郎テイスト」だったのが、書き手としては、ちょっと残念です。くじらさんの創作、写真はちょっと怖いですが、中味は安心してお読みください。現在、シリーズ3作まで投稿されています。

 また、日卓執筆の最後のトリガーは、今朝の「アナミルさん」のこの記事になります。

 『厳しいこが起きてもステージアップのチャンスと考えていきましょう』
 を受けて、日卓の主人公は席を立ち、行動しました。おかげで、私は朝から「創作の世界」に入ることになり、昼休みに原稿を完成させ、投稿しました。遅刻なんか、恐くないやい!
「好きなときに 好きなことを 好きなようにかく」の実践です。

 そして、「日卓」で、お気づきの方がいたら嬉しいのですが、「恋する旅人」以来、久しぶりに「塚原課長」という名前が登場しました。時代や企業の設定等は全く異なりますが「塚原課長の人物像」は全く一緒です。また、実は「フロンティアミッションのT課長」、「黎明奇譚の相馬課長」も、人物像としては同じです。決して、スターシステムということでは無いのですが、この「塚原課長」というキャラが好き過ぎて、つい登場させたくなってしまうのです。
 主人公を活躍させるため、塚原課長には「ちょっと嫌な役」を演じていただくことが多いのですが、人間的にとても良い方なので、主人公は尊敬し、信頼している設定です。ただ、立場的なものもあり、少し堅物なところ、実直で正直過ぎるところに、愚直で緩いキャラの主人公が、窮屈な感情を抱き、少し抵抗感を抱くというところが、共通設定です。

 ちなみに「憂専」も「日卓」も「思いついて速攻で仕上げた作品」になります。こういうライブ感というか、ジャズのような即興性も大好きなのです。楽しい時間でした。
 あらためまして、石元みとんさん、ミーミーさん、mkujira58さん、アナミルさん、ありがとうございました。
 ほんと、楽しい時間を過ごさせていただきました。と、いうことで、何を書いても最後は宣伝。塚原課長の初登場作品 「恋する旅人」と、「黒田製作所物語」は、3月9日17時まで無料ダウンロードキャンペーンを実施しています。


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