見出し画像

【駄文】bookとnote

 あらためて申し上げるのも何ですが、kindle出版した書籍をお読みいただいた方は、私のnoteの投稿とのギャップに驚かれた方も多いと存じます。間違いなく同一人物です。
 noteの場合は「徒然なるままに」ということで、肩の力を抜いて、なるべく難しいことを抜きにして書く、練習をしています。kindle出版の場合は「比較的真面目(お金をいただけるレベル)に」書くように心がけています。

 なお、時に「福島太郎の作品は、bookとnoteとtalkで完成」
ということを語ることもあります。
 1つには、未熟な書き手であるため、作品だけで伝えきれない思いが残る
 1つには、作品の制作過程や背景も楽しんでいただきたい
ということがあります。実際にtalk(お話)をする機会は難ですが、作品についての質問等は、noteのコメント欄やメールで質問していただけたら嬉しい、と考えています。

 例えば「二人は大きな虹を見た」という表現、素直に読めば「雨上がりに虹が出ていた」というだけの場面になります。
 一方で、ご承知の方もいると思いますが「虹は天地の架け橋」「天界や冥府という世界と俗界の境界」的な考えもあります。また「ペットが虹の橋を渡る」という表現もあるようです。
 ということで、私が「虹」を描いた場面については、そのような思いを込めていたりします。

 また、「冬服で、完全防寒態勢である」という表現についても、素直に読めば「そうかぁ、まだ寒いのか」と考えるだけの場面になります。もちろん、寒いことに間違いはありませんが、それなりの意味を込めています。
 という感じで「あっさり書いていますが、いろいろな思いや背景があります」という場面がいくつかありまして、そういうことについて「語りたいなぁ」という思いがあります。

 「業務拡張に向けて、人員強化を図るタイミング」なんて書いている場面も、物語のリズム感から、このように表現していますが、作者として想定していた裏物語としては、「社員を採用したいので、業務拡張をした」なんてことを考えたりしています。
 そのため、bookに入れることができない思いやエピソードをnoteで「外伝」などで投稿することもあります。「光流」では、「番外編」として斎藤織物の話「憂鬱な専務」をbookに入れることができたことを、かなり嬉しく思っています。
 ちなみに、この「憂鬱な専務」は、もっと時間と手間をかけて、じっくりと本編にしたいくらいのエピソードなので、いつかリライトするかもしれません。ただ、今回は「粗原稿」を読んでいただいた「ささみさん」から「隆夫の活躍を」というお話もあり、「番外編」として入れ込みました。ささみさんは、こちらの方です。固定記事が無いので、一番古い投稿をドン!

 粗原稿を書き上げた時、「この人に読んでいただきたい」と心に浮かんだクリエイターのお一人です。「光流」の美しい場面は「コノエミズさん」の影響が大きく、優しい人物については「ささみさん」の影響が大きいです。光流の優しさの半分くらいは「ささみさん」のおかげです。
 優しい情感と心が温まる風景を、自然体で描写することが上手で、その優しい文章に、胸をキュッ!と締め付けられます。いつも素敵なエッセイをありがとうございます。

 で、話を「光流」に戻しますと、本編は「9章」で構成されています。これはカヌーのレースが「9艇」ということに掛けて、ちょっと無理して、そのようにしました。そのことに気づいていた方がいたら嬉しいです。

 そして、全く関係ありませんが、1月に「恋する旅人」を御購入いただいた方のために、「恋旅」の番外編を埋めておきます。アフターサービスとして、楽しんでいただけたら嬉しいです。

「恋する旅人」の本編はこちらです。光流の恋愛編の源流です。

そして、木幡の原点はこちらの作品です。

福島太郎の最高傑作のbookは、光流です。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。