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【駄文】譲二という名の由来

 何を書くより最初に感謝を申し上げます。

 水蝸牛さんのこの投稿に感謝です。喪に服すということでは無いですが、私なりに感じることがあり、昨日は【駄文】を書くためにパソコンに向かう気持ちにはなれませんでした。そして今朝も愚図愚図した気持ちが払拭できませんでした。しかし、同じような状況の中、皆さんの「心落ち着きますように」と行動した方がいる。
 そして、ながいコーチさんのように【駄文】を活かしてくださる方がいるのです。ながいコーチさん、ありがとうございます。

 そんなnote街の御縁に感謝して、自分ができることを行動していこうと気持ちを取り戻した次第です。
 さて、何を書くより最初に宣伝

この作品の主人公の一人「熊田譲二」、その名の由来について、作中では

「田舎の農家と言えど、突然、アメリカに行かされるかも知れないから、うちは代々、世界的に通じやすい名前にしている。だから俺は「ダン」に吉をつけて、団吉と名付けられたし、お前は「ジョージ」という名に合わせて、譲二という漢字にした」

 という強引な展開にしています。しかし、実は黎明綺譚を執筆しようとして壁にぶち当たっていた時、古い友人が当地を訪問してくれました。この時のことになります。

 この友人の名前が「じょうじさん」なのです。苗字は熊田にするつもりでしたがので、「お猿のジョージ」ならぬ「小熊のジョージ」というあだ名も良いかも知れない。ということに加え、何かと他人に「譲りがちな消極的な性格」ということをイメージして、主人公の名前を「譲二」にすることにしました。
 すると、不思議なことにキャラが動き出し、物語に息吹が吹き込まれました。「じょうじさん」、あらためて感謝を申し上げます。

 この話は、「じょうじさん」にも内緒にしていましたが、昨日、宣伝がてらメールで報告したところ
『「George」は、「Geo=ゲオ=大地、Org=オルグ=耕す」で、大地を耕す人の意味らしいです』
 と教えていただきました。
 まさに「George」という名前は、「農業をするために生まれた人」に相応しい名前だったのです。
 しまった、それなら「譲」の漢字も「五穀豊穣」の「穣」にすべきだったか。と考えたところで、後の祭りピーヒャララです。

 しかし、「譲二」の名前の由来について、作品の中で、譲二のお父さんは照れ隠しもあり、変な説明をしましたが、本当の想いとしては、

『譲二は、「George」ということで「Geo=ゲオ=大地、Org=オルグ=耕す」で、大地を耕す人の意味』

 こちらを公式設定とさせていただきます。偶々思いついたとか、適当につけたということではなく、偶を喜び、縁に感謝して、黙々と一人で大地を耕す男のイメージから考えたのです。
 そんな訳で、譲二が独りで葡萄畑で作業する場面を描くつもりでしたが、譲二の周囲にいる方々は、作者の思惑を超えて行動し、譲二を独りにさせてくれませんでした。
#何を書いても最後は宣伝

 是非、お読みいただきますよう、お願いします。なお、「光流るる阿武隈川」の主要登場人物「中村隆夫」も、実は、友人由来の名前なのです。







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