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【企画参加】好きな本について語り合おう(その3)

メディアパルさんの企画
#好きな本について語り合おう
に三度目の参加です。本日はこちら。
『イルカの恋は涙色』です。
Amazonのレビューから引用します。

少女のキラキラ 少年のワクワク
 
本書は2編の物語により構成されています。
 少年と少女を主人公とした、ちょっと不思議なお話です。

 不思議な話を聞いた大人は
「いやいや、そんなことあり得ないでしょう」
と思うかもしれませんが、誰もが少年少女の時代に側に感じていた世界が、瑞々しい文体で描かれています。

 少し不思議で、かなり優しい世界。

 日々の生活の中で、心の奥に閉じ込めてしまった「心の宝物」を、主人公たちと一緒に探し、発見したような爽やかな読後感でした。

 著書が自ら描いた表紙や挿絵からは、郷愁を感じます。
 イルカの恋が、どのようなエンディングを迎えるのか、笑うお面が何をやらかすのか、キラキラとかワクワクをドキドキしながら探しに行きませんか。
(引用終了)
 
 著者の「みくじさん」はnoteではmikuji58という名前で活動しています。エッセイ、街歩き、実録物、創作など幅広い作品を投稿されていらっしゃいます。
 その中でも『創作ファンタジー』がお見事で、作品全体が「柔らかくて優しい光」に包まれている印象を受けます。読んでいると「心地よい」気持ちになります。

 この「イル恋」に収録されている2作品は、「心地よさ」だけではなく、キラキラドキドキワクワクと、胸を躍らせる展開です。
 特に「僕んちの笑うお面」は、ミステリアスでドキドキワクワクが強めなので、私の中にいる少年の心が揺さぶられました。

 この本が好きすぎて、noteでも何度か記事として取り上げていますが、勢い余り「ショートショートパラダイス」という本にも「イル恋」絡みの創作物語を1話収録してしまいました。こちらの本です。

  謙虚な「みくじさん」はnoteの投稿でご自身の著作を取り上げることは少ないのですが、「イル恋」は読者の心を清らかにしてくれる、素敵な作品だと感じています。

 メディアパルさん、好きな本を語る企画をしていただき、ありがとうございます😊

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。