見出し画像

心にいつも少年サンデー

 おはようございます。土曜日ですがサンデーネタを失礼します。
#何を書くより最初に宣伝
 拙著「ショートショートパラダイス」

に収録しました「笑えない藁の案山子」と「王様になれなかった雀」という作品、書き終えて感じたのが、
「ありし日の週間少年サンデーの影響を受けているなぁ」
という感覚でした。
具体的には「藤田和日郎先生」の「うしおととら」、「からくりサーカス」、雷句誠先生の「金色のガッシュ」という漫画になります。

 noteでは少年ジャンプ、JOJOネタが多いですが、一時期は「少年サンデー」も毎週読んでいました。
 私の柔道は河合克敏先生の「帯ギュ」の影響を受けています。

 ちょっと古いネタなので、共感いただける方は少ないと思いますが、藤田先生、雷句先生の作品に登場するキャラクターたちは、どんな逆境にあっても諦めず、必死に抗います。それは「自分のため」ではなく、ほとんどの場合「誰かのため」なのです。

 しかも「誰かのため」という犠牲的な動きではなく
「俺は俺のやりたいようにしているだけさ、あんたのためじゃない」
という感じで、ハードボイルドなのです。

 私は漫画で言えばモブキャラですし、自分の身を危険に晒してまで「誰かのために」行動するようなキャラではありませんが、格好いい漫画のキャラたちへの憧れは、オッさんになった今でも持ち続けています。

 note街で活動をして、毎日のように書き続け、公募やKindle出版、文学フリマなどの挑戦を続けてきました。
 漫画のキャラクターのような、格好いい結果を得ることはできず、自分は成長できているのだろうか、という不安もあります。
 けれど、こうも思うのです、
「続けてきたからこそ、「案山子と雀」を書くことができた。4年前の自分では書けなかった世界を表現することができた。
 藤田先生、雷句先生の登場人物たちは、どんな強敵を前にしても、絶望的な状況でも、諦めず、あがき、前を見ていた」

  少年、青年をとっくに過ぎたオッさんではありますが、心にいつも「少年サンデー」を抱きながら、「高め合う 励まし合う 喜び合う」ことができるnote街で死ぬまであがいて生きたいと思う秋でした。

『体はオッさん、ハートは子ども頭脳は5歳。福島太郎 Kindle作家さ』

 最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。