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ロイヤリティの御報告

 Amazonさんから、電子書籍のロイヤリティ6,915円が振り込まれましたので、全額を地元のNPO法人「しんぐるまざあずふぉーらむ福島」さんに振り込みました。皆様の善意に感謝を申し上げます。
 応援いただきありがとうございます。累計で149,868円になりました。御礼を申し上げますとともに、皆様の御健勝、御多幸を御祈念申し上げます。

以下、いつもの【駄文】になります。
 私がロイヤリティを寄付していることについて、ある物語の登場人物のセリフをお借りしたいと思います。
『俺にはそんな犠牲的な精神は全く無い。(中略)とても嬉しくて、とても幸せなことだ』
 この人物と同じように、自分の幸せのためにしています。なお、この台詞はこの物語からお借りしました。

 書き手としての一番の喜びは
「自分が書いた物語を読んでいただける」
ということにあると感じています。
 極端に言えば、その事実があれば、書き手として生きていけるという思いです。多忙な中、世に多くの娯楽がある中、拙著を手にして貴重な時間を割いてくださる方がいる。
 それどことか、レビューやnoteの投稿・コメントなどで応援してくださる方もいる。お金を費やしてくださる方もいる。その事実だけで感無量です。

 藤田和日郎先生の漫画 「うしおととら」に登場する、とらのセリフ
「もう……食ったさ。ハラァ…いっぱいだ。」
という状態なのです。
 それに加えて、皆さんから寄せられた善意を、地域の子どもたちに届ける窓口を担わせていただいている有難さに、感謝する日々です。

 お金が欲しいかと問われたら、欲しいと答えます。お金を使うことへの欲もあります。「宝くじが当たらないかなぁ」と語ることもあります。

一方で、チャップリンの名言への傾倒もあります。

『人生は素晴らしい、怖れなければ。そのために必要なものは、勇気と創造力、そして少しばかりのお金だ』

 私は素晴らしい人生を得たい、幸せに生きていきたいと考えています。
 お読みいただいている皆様からnoteとkindle出版を通じて、かけがえのない勇気と創造力をいただいていることを日々実感しています。
 できましたら、引き続き、善意を、地域の子どもたちに届ける窓口まで担わせていただきますようお願いします。

 私もより高みを目指し、より良いお話を創り、より大きな善意、光を集められるよう精進してまいります。仲良くしていただきますようお願いします。
 最後に、こちらの記事から引用させていただきます。

「楓さん、僕はね、売れるか売れないかわからない小説を書いているんだ。ひとつの小説を書く時は自分の出せるものをすべて出し切って書いているつもりだよ。世の中には才能が溢れていてね、自分なんかが書いてていいのかな、ってめげることもよくあるよ。多くの作家たちがみんな良い作品を目指して書いているなかで、何をもって勝ったとか負けたとか言えると思う?」

「えっ?」 こんな質問をされると思わなかった楓は自分が悲しかったことよりも、この目の前の穏やかなおじさんを励ましたいような気持になっていた。

「勝ちも負けもないと思います。君野さんの小説が誰かの暗闇に灯を灯したり、誰かの心に澄んだ風を通したり、そんなことが出来たらすごいと思います。それに‥‥」

 お金より欲しいのは「誰かの心に澄んだ風を通せる作品」です。

 「夢みる木幡山」と「光流るる阿武隈川」は、コノエミズさんの記事が「世界は美しい」ことを気づかせてくれたことから生まれました。この2作品の母とも言えるコノエミズさんに感謝を贈ります。
 この記事が随分、昔のようです。



サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。