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【駄文】名は体を表す

 今年も残り2ケ月を切りましたが、年頭に目標として掲げていた「ダイエット」も失敗しそうな今日この頃です。
 しかし、最近、あることに気づきました。それは自分の名前に「太」という文字があることです。読み方によっては「太郎(ふとろう)」ですよ。これでは痩せるはずがありません。自分で付けた名前ですが、ちょっと後悔してしまいます。

 しかし、まだ、まだ諦めるわけにはいきません。名前はこのままで「名前負け」を目指すことに挑戦します。そして、今年もまだ1ケ月以上あるのですから、ここからでも何かできることを信じたいと思います。ここで、あのお方の言葉を引用します。

『過去形にしないで、ちゃんともっと幸せになりましょう。私たちは生きているんですから、ここからでも何かを生み出せると思いませんか』

 多少の増減はありますが、昨年から今年にかけては、83kgがベースになっていました。ところが、今朝の体重計には「85」という数字が見てとれました。身長は170cmありませんので、明らかに「太りすぎ」ということになります。しかも、私の場合は生まれながらにして「胴が長い」体形をしておりますので、人として非常にアンバランスな体なのです。
 一般的なシャツを着ると、丈が短くなり、シャツからはみ出しやすいという弊害もあります。困ったものです。現在はそれに加えて後天性の脂肪により、お腹の辺りのボタンがはちきれそうになってきます。

『俺の腹の中には、脂肪じゃなくて、夢と希望が詰まっているんだよ』
なんて強がるのも、もう限界です。履けるパンツの数がどんどん減ってきています。
 なお、本日のサムネ画像は、単純に「ラベンダーさん、来年こそ日本一」というメッセージを伝えたいだけで、本文とは何の関係もありません。

 さて、皆さん御承知のことと存じますが、先ほど引用した台詞は、拙著「恋する旅人」に収録している「題名の無い物語」に登場する、「西野」というキャラクターのものになります。昨年「スウィングマンさんの中の人の一人」として活躍していた「せれーのさん」にインスパイアして生まれたキャラで、せれーのさんのお名前と合唱経験が豊富で「歌が上手」というお話から、セイレーンを思い浮かべたため、作品の冒頭でセイレーンが登場しています。
 そして、セイレーン→→せいの→西野という感じで、名づけをいたしました。なので、もともとは「せいの」と読むつもりでしたが、書いているうちに、普通に「にしの」に落ち着きました。また、「題名の無い物語」は、せれーのさんが「紫蘇を枯らした話」をnoteに投稿されていたことをきっかけに、作品が生まれました。
 また、セレーノとはイタリア語で「青空、澄み切った、静かに晴れた、のどかな」などの意味があるようなので、物語のエンディングもその名に相応しいものとなりました。

 せれーのさんが別な名前だったら、どんなオープニングとエンディングになったのでしょうね。ちなみに「せいの」からは当初「清野」という字を考えたのですが、偶々、「元宮ワイナリー黎明奇譚」に「清野」というキャラが登場していたため、同じ漢字を使えずに「西野」としました。結果として「リストランテ・ウエストフィールド」というアイディアが生まれましたので、何ともまぁ、不思議なものです。

 何度かネタにしていますが、「題名の無い物語」は、全くのノープランで「ノリと勢い」で唐突に書き始めました。
「新聞の連載小説のように、毎日1話ずつ書いてみよう」
 と、考えた全くの思いつきからの挑戦でした。そのため、雑な展開・ご都合展開も多くありますが、その雑多な無国籍料理のような味わいを楽しんでいただけたら嬉しいです。ほんと、物語としてラストまで展開できるのか不安でしたが、西野が上手く纏めてくれました。
 考えたら、新聞連載は毎日書いている訳じゃなくて、単純に毎日盛り上がるように書いた話を、分割して掲載しているだけということには、後で気がつきました。
 しかし、結果として作品もそうですが、西野というキャラが自分で気に入り過ぎて、紙書籍として手元に残したくなり、書籍化しました。最初は書籍化する考えは全くなく、また、書籍化後も販売目的というより、自己満足のための作品であり、「自分へのプレゼント」という書籍になります。
 それでも、note街を中心に、数人の方にお読みいただき、レビューなどもいただいておりますこと、感謝申し上げます。

 また、「恋する旅人」には、その他にもスウィングマンさんの記事にインスパイアして生まれた作品が収録されており、スウィングマンさんの中の人たちからバトンを受けた心温まるお話が多くあります。こんな寒い季節にはおススメの一冊です。
 なお、スウィングマンさんの名前には「どちらでもいけます」という意味があるそうです。黒田製作所のような固い話から恋する旅人のような柔らかい話、皆さんにお読みいただき「どちらもいけてます」という感想をいただけたら嬉しいです。大事なことだから繰り返します、皆さんにお読みいただき「どちらもいけてます」という感想をいただけたら嬉しいです。

 なお、今月は「恋する旅人」は1Pも読まれていません。黒田は3Pです。


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