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「あとがき」だけでも読んでください2

 「夢見る木幡山」の「あとがき」を書いていただいた方は、実は「黒田製作所物語」でも、あとがきを書いてくださっています。黒田製作所物語がお手元にある方は、是非確認していただければと存じます。

  で、申し訳ないので、ご本人には確認していないのですが、黒田のあとがきを拝読した時に抱いた感想が
「もしかしてルールを間違えたのでは」
ということでした。
 ご承知の方もいると思いますが、黒田の時には「スウィングマンさん」が、noteの企画として「あとがき執筆者」を募集してくださいました。短い募集・執筆期間であるにもかかわらず、15人もの方が執筆してくださいました。
 その時にスウィングマンさんが出した条件の一つが400字以上」だったのですが、
『400字以内と間違えたのでは』
という印象が拭えませんでした。一般的な文章系公募ですと文字の上限が規定されていますので、そこを読み違えたような文字数と感じたのです。
『本当は、もっと書きたかったのでは』
という妄想を抱くことになりました。
『次回は、もっと思う存分執筆していただこう』
という忖度を抱くことになりました。
どんな話を書くかも決まっていないのに。

 そして、黒田製作所物語の発刊から数ケ月後に「夢見る木幡山」の執筆を始めました。
 どんな話になるかはわかりませんでしたが「あとがきはあの方にお願いしよう」ということだけは、自分の中で決めていました。思う存分書いていただくために「5000文字くらいの枠を残す」ということにしました。
 そして9月上旬、原稿が「人にお見せできるレベル」まで届いた時点で相談しました。
「あとがきを書いていただけませんか」と
 
 あの方の渾身の「あとがき」を、是非皆さんにお読みいただきたいと願っております。

 Amazonのレビューにもありましたが「あとがき」というより、一つの作品です。物語があります、夢と浪漫があります。あとがき執筆者、本編の主人公、福島太郎、それぞれの人生を感じることができます。私が本編では描き切れなかった「三人の関係性」、「ちいクラ」、「クラウドファンディング」、「あとがき執筆者さんが抱く想い」、「隠津島神社の風景」など、優しい柔らかい文体で紡いでいます。三人の関係性についての種明かしをしていただいているような内容もあります。
 あとがき執筆者の方が、私と主人公を繋ぎ、また、執筆の後押しをしてくださいました。現代の「縁結びの神」のようでもあります。あらためて、
「最高のあとがきをありがとうございました」

 そして、大事なことだから、もう一度書きます。
 渾身の「あとがき」を、是非皆さんにお読みいただきたいと願っております。



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