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睡眠不足を受け入れて

 ここ1ケ月くらい、睡眠不足であります。基本的に早寝早起きの生活で、寝入りも目覚めも良いタイプなのですが、猫たちに夜中に起こされる回数が増えています。感覚的には

『わしゃ、乳飲み子を抱えたお父さんかー!』

 という感じです。午前、0時、2時、4時など、ほぼ2時間おきぐらいに起こされます。起こしてくるのは、主にナッツ、サムネ画像の左手前の猫です。お腹がすいてくると、だんだん近づいてきて、最終的には私の上に乗り、爪を立ててくることになります。こちらの写真が、私が起こされた時に見る光景です。

暗殺者の目

 以前は、夜寝る前にご飯を提供すると、翌朝までは我慢してくれていたのですが、最近は欲望に正直な猫たちです。

 しかし、寝る前に多めにご飯を置いた場合は、残すのです。同じ味だと飽きるのかもしれません。ある程度量を抑えて「1食分」にしておかないと、夜中に「皿に残るご飯を片付ける」ところから始めるようになってしまうのです。

 それでも、ナッツは食べるだけマシかもしれません。うちの猫たちは、基本はこの「金のだし パウチ」とカリカリなのですが

 チオは、これではない「ちょっとお高いご飯」や「チュール」、「カツオ」などのおやつを欲しがり、ご飯を残したまま「ニャーニャー」と騒ぎたてることもあります。

 夜中に暗い部屋で
『ここに、ご飯残っているじゃない。おやつはちゃんとご飯を食べてからじゃなきゃ出しません。お父さんは寝ます』
なんて、諭すようになるとは、去年の今頃は考えてもいませんでした。

 去年の12月7日は、何人かの方や保健所に保護猫の譲渡を申込みしては振られてばかりで、落ち込んでいました。それを考えたら、猫に起こされる寝不足もまた、幸せというものでしょう。去年のいきさつは、こちらのマガジンでお読みいただけます。

https://note.com/tarofukushima/m/m601404319787


 12月8日に、100km離れた「相双保健所」に電話したことから、私と猫たちの運命の歯車が噛み合いました。寝不足は難ですが、今の穏やかな生活が、少しでも長く続いて欲しいものです。
 そのために健康でいるためにも、「ダイエット」についても少しギアを上げて、もう少し体重を落としたいと思います。

 そして「運命の歯車」と言えば、本日は拙著「公務員のタマゴに伝えたい話」の商業出版に向け、歯車がカシャッと動きました。去年どころか3ケ月前には、夢想はしても、実現を考えてもいなかった商業出版が朧気ながら現れました。ある物語の一場面を思い出します。

 安堵と興奮と不安、言葉にできない様々な思いが錯綜したが、
 体の芯を突き抜けるのは歓喜!
 1ケ月前には夢にもならない物語 が、おぼろげではあるが、現実の世界に降りてきたのである。
 同時に、五友物産も元宮市も、本当に難しいのはこれからであるとも感じ ていた。

福島 太郎. 元宮ワイナリー黎明奇譚 (Kindle の位置No.401-403). Kindle 版.

 そして、

「幸せだったと思う」ですって。過去形にしないで、ちゃんと、もっと幸せになりましょう。
私たちは、まだ生きているんですから、ここからでも何かを生み出せると思いませんか。そのために、私は何ができるのか、何をしなければならないのか。 ハードルは高いかもだけど、上手くいく保証はないけれど。
 大事なことは、これからどうしていくかです。

福島 太郎. 恋する旅人 (p.55). pubfull. Kindle 版.

ということで、本日の #何を書いても最後は宣伝  はこちらの2冊です。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08S7DQLST/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i4


 ちなみに、「恋する旅人」のメインストーリー「題名のない物語」の第1話を投稿したのは、2020年12月7日、ちょうど2年前でした。
 最初は「題名無、設定無、登場人物の名前無」、とにかく毎日1話を投稿する。書籍化なんて考え無い、だって完結するかもわからない。
 という状況で書き始めましたが、何とかゴールできてよかったです。
 なお、第1話がこちらです。



 ということで、福島太郎の12月というのは、「運命の歯車」がカシャンと動き出す時期なのかもしれません。
 最後までお読みいただきありがとうございました。今、考えもしていない場所にいることができるのは、note街の皆さんとのご縁と交流のおかげと感謝しています。
 引き続き仲良くしていただきますよう、お願いします。

※ しかし、いつもの「猫話」かと思いきや、こういう展開とは考えてもいませんでした(本当です)。
  


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。