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【駄文】公タマ伝の読者に感謝

 「公務員のタマゴに伝えたい話」、略して「公タマ伝」。私の著作の中では一番読まれています、段トツです。売上とか数字に拘るつもりは無いのですが、数字が積み上がるのは、やはり嬉しいです。一方で、公務員として働くことに不安を抱く若者が多いことを考えると、悩ましい気持ちもあります。

 本日のサムネ画像、そして私のバナーは、スウィングマンさんがオーダーして、かこさんが作製してくださったイラストになりますが、私が無償で使用することを了承いただいています。スウィングマンさん、かこさんありがとうございます。
 私が毎日のように使用するタグ「#かこに感謝して未来を夢みて生きていく」の「かこ」をひらがなにしているのは、かこさんへのリスペクトになります。なお、どちらのイラストも、手にしている本は「公タマ伝」です。

 このような経過があり、「スウィングマンさんとかこさんへの感謝」を踏まえ、これらのイラストが抱える問題はそのままにしています。お気づきの方もいると思いますが、「公共の奉仕者」という文字です。

「公共の奉仕者」も、まちがいでは無いのですが、法令等の文言に寄せるとしたら私は「全体の奉仕者」であり「公共の福祉のため」に、という気概で仕事をしてきました。
 なので、全く自分の利益にならない「公タマ伝」を発刊しました。見知らぬ若者の力になりたいという気持ちだけです。正直、「10冊売れれば成功」と考えていましたので、現時点の販売数は予想外の大成功ということになります。
 この大成功は、note街を中心とした皆様の応援の賜物と、深く感謝申し上げます。また、何のエンタメ感も無いにも関わらず、読んでいただいた読者の方々にも、あらためて感謝申し上げます。

 もうすぐ公務員としてデビューする方に向けて、「全体の奉仕者」について、少し追加の話を述べたいと思います。「公タマ伝第2集」では、全体の奉仕者ということを意識して、

 自分も相手も、見えない誰かも、みんなを、地域を大切にして働きたい。 

という一文があります。上司や同僚の顔色、目の前のお客様だけではなく、それ以外の見えない方々のことも考えて施策を遂行して欲しい。という思いで書きました。

 例えば、ある地域に公園を造る、とした場合
「周囲の方は喜ぶでしょう、しかし、その地域以外の方は」
という状況になりますが、「全体の奉仕者」を考える場合には、それだけではないのです。
「未来に生きる方々にも納得していただけるか」
さらに「かこの方々の心情」という、時間軸の視点も含めて「全体の奉仕者」でなければならないかなぁ、と考えるようになりました。

 「バラマキ」と言われるような施策の方が解りやすいかもです。貰える方は良いけど、条件に合わず貰えない方、さらにはその後、そのツケを負担する方のことも考えなくてはならないと思うのですが…………。
 昨今は、その場しのぎのような「選挙対策」「バラマキ」みたいな施策が多いことを懸念しています。

 ということで、久しぶりに「公タマ伝」っぽい、真面目な話を記事にしてしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。
 ちなみに「全ての権利は公共の福祉のために行使する責任を負う」という文言も大好きです。

 さて、noteの記事や公タマ伝も良いのですが、個人的にはkindle unlimitedに加入している方に「光流るる阿武隈川」を読んでいただきたいです。お忙しいとは存じますが、何卒御検討いただきますよう、お願いします。


 
 

 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。