下書きに戻したときの罠
もったいつけるつもりは無いのですが、購入していただいた方とのバランスを保つために、書籍化した原稿や有料化した記事は、原則として「下書き」にすることにしています。
「公タマ伝(無印)」の一部については、販売促進の意味もあり
「公開」→「下書き」→「公開」としたものがあります。
申し訳ありません、知りませんでした。
「下書き」にした場合、その記事にいただいたコメントが消えてしまうということを。
せっかく、お寄せいただいたコメントを、消してしまいました。記事を読んでいただき、時間を費やし、心を寄せていただいたのにも関わらず、コメントを霧散させてしまいました。不覚です。
重ねて、深くお詫びいたします。申し訳ありません。
この事実に気づいたのは、「題名のない物語」を収録している「恋する旅人」の「紙本制作」に取り組んだからでした。この物語は、当初
「修行の一環として、新聞連載のように毎日連続投稿しようかなぁ」
と考え、ほとんど先の展開を考えないまま書き出したという経過があります。ちゃんとお話を纏められるのか不安なスタートでしたが、数人の方からコメントをいただき、奮い立ち、完結させることができました。
で、電子書籍を発刊したのは1月なのですが、今月に入り、その時に応援いただいた方々への感謝を形にしようと
「『恋する旅人』の紙本を制作して、コメントいただいた方に贈呈させていただこう」
と、考えたのです。そして、業者さんに紙本制作の発注を終えた私は、贈呈すべき方を確認すべく、下書きにした記事のコメント欄を閲覧しようとしました。しかし、
コメント欄が消えている
呆然、愕然、目が点です。何ということをしてしまったのか。
後悔後立たず、太郎の役立たず。
ということで、「題名のない物語」を投稿いただいた時に、コメントをいただいた方については、「アル酎ハイマー」に罹患して、あやふやな自分の記憶に頼るしかなくなってしまいました。
ここで、お名前を出すと、漏れた方に失礼にあたる可能性があるので、紙書籍が完成しましたら、個別に連絡をさせていただこうと考えています。なお、贈呈する際には、送付先やお名前を聞かなくても良いように、
「紙本相当額をサポートしますので、差し支えなかればAmazonで、自分で購入してください。送料については、お知らせいただければ、後からサポートします。もちろん、購入せずに、ご自由にお使いいただいても結構です」
という方法を考えています。
本日の時点で、紙本は「税別1000円」になる見込みです。データ作成代行業者により、印刷の経費を元にした「紙本の設定価格」もかなり異なるようで、「公タマ伝」の約半分で済みそうです。
紙本贈呈に係る経費を考えた場合、人気が無い投稿者のため、コメントをしてくださった方が少なく、経費も少なくて済む。という、哀しいけれど、ちょっと安堵するような事実と直面することになりました。
私の記憶が確かならば、コメントをしてくださったのは3人だけのはず。
もし、今も進行している、私の「アル酎ハイマー」が不安な方は
「私、コメントしてましたよ」と、コメントするなど、何かしらの、アピールをお願いします。
誰得なのかわからない、恩返し企画ではありますが、納得して、楽しんでいます。なお、言うまでもなく、せれーのさんには、会社の方に送付させていただこうと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。サービスショットを置いておきます。