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【駄文】逢瀬の夕暮れ

 サムネ画像は、夕暮れではありません、午前中の風景です。申し訳ありません。夕暮れは本文に埋め込んでいます。

 埋め込んだのは古い写真ですし、以前も上げた写真で恐縮ですが、昨日「逢瀬の風」というタイトルの記事を上げましたので、続いて「逢瀬の夕暮れ」を御覧いただければというだけの稿となります。まずは、逢瀬にある峠から西側の写真です。遠くに見えるのが「猪苗代湖」という湖になります。

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 知るひとぞ知る「女工哀史」というドラマの撮影スポットとして使われた風景です。地域と世代的には、マカピーさんに伝わって欲しいのですが、異国にいた可能性がありますので、伝わらない可能性が高いですね。
 そして、ここ大事なポイントですが、この写真とほぼ同時刻、同じ場所で東側を撮影すると、こうなります。ドン!

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 私は凄いと思うのですが、夕暮れと宵の狭間にいることを実感できるのです。さながら、天に居て時間も空間も支配しているかのような心境です。辺鄙な場所になりますので、なかなか見に行くことができないのが残念です。
 死ぬ前に、もう1度見たい景色です。
 そうそう、死ぬ前と言えば、私が「記事のストックをしない」「推敲が半端でも記事を投稿する」という、良くない習慣を持つのは、記事を公開できないまま「死んだら嫌だな」という気持ちがあります。誰かに読んで欲しいという気持ちを優先しているのです。
 また、少し格好つけるなら「ミスを赦しあえる優しい世界であって欲しい」という気持ちもあります。ミスが無いのは素晴らしいですが、例えば1000文字の文章で1文字のミスがあっても、百分率にしたら、0.1%ですよ。1万文字なら0.01%ですので、誤差の範囲内ということにしていただけませんか。ほんと、誤字が多くてすいません。
 少し学術的な表現をすれば、皆さん「減点方式」に慣れ過ぎていませんか。100点満点のテストからミスがあれば減点されるので、ミスを「悪い」ものと考える指向に捉われている気がします。
 世界は100点満点で構築されているのではなく、120点も200点も獲得することができると考えています。正解は無限にあると考えています。なので、誤字で1点や2点や3点、10点と減点されても、トータルで120点になれば100点に固執して、減点を恐れて小さく固まるよりも、高得点を得ることができると考えています。世界は100点の枠を超えたところにも存在していると思うのです。

 また、「お前の文章は120点どころか、せいぜい30点だな」という評価に対しては、「じゃあ、30点を5本書いて、合計150点を目指しますよ」という気持ちもあります。一時期、駄作が多作な田吾作と名乗った所以です。
 まして誤字というものは、人を傷つけたり、生死にかかわるような話ではないですから赦してください、とも思うのです。多少の誤字が存在しても意味は伝わりますよね。ということもあり「伝えたい」気持ちを優先して、推敲が半端なままでも、投稿することを優先しています。何度推敲したとしても、ミスが残ることもありますので、ミスを後悔するよりも、公開できないことを避けたいと考えています。
 もちろん、ミスについては指摘を受けたり、気づいたりしたら修正します。それではダメですか。という気持ちもあり、推敲が半端なまま投稿しています。もちろん、「僕は、そう、思わない」という方がいることも当然と思います。あくまでも、一つの考え方です。

 私にとりまして、ミスよりも恥ずかしく、嫌なことは「人を責めたり、傷つけたりする文章」になります。なるべくしないように心がけていますが、そのような振る舞いがあった場合は、ご指摘、ご指導くださるようお願いします。

 申し訳ありません、せっかくの美しい風景を駄文で汚してしまいました。そして、「夕暮れ」と言えば「逢魔が刻」と言われることがありますね。実は、この写真を撮影した際にも「魔」に魅入られまして、峠を降りる寸前に「自転車のタイヤがパンク」して、10数kmの帰路を自転車を押しながら、徒歩で帰宅したということを申し添えます。
 そして、「逢魔が刻」と言えば、夕暮れだけではなく、夜明け前にもありますね。お待たせしました、締めの「宣伝タイム」です。元宮ワイナリーの夜明け前に蠢く、怪しいオッサンの奮闘を描いた異色の物語。
 「元宮ワイナリー黎明奇譚」のリンクを埋め込んでおきます。レビューだけでも読んでいただきますようお願いします。

なお、現在は電子書籍しか存在しない「黎明奇譚」ですが、紙書籍について製作を開始しました。お値段は税抜き1000円を想定しています。表紙は変わる予定ですが、内容はほぼ一緒です。

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。