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【駄文】20ウン年振り ブリティッシュヒルズ

 こんばんは、忘備録的な駄文です。何の面白味も文学的な香りも、役立つ内容もありません。

 福島県岩瀬郡天栄村に「ブリティッシュヒルズ」という「英国テーマパーク」があります。
 個人的な印象としては「バブル時代の遺物」です。批判的な立ち位置ではなく、
「バブル時代に誕生し約30年、オーナーが代わることなく存続していることをレガシィと称したい、かなり尊敬に近い気持ちです」

 バブル経済崩壊、湾岸戦争、リーマンショック、コロナ禍を乗り越えて、変わりつつ変わらず、オーナーが代わらず存在し続けるテーマパーク、凄いと思うのです。

 施設が生まれた時から話題になっていたキラーコンテンツの一つが「アフタヌーンティーセット」と言われるカフェメニューでした。こちらです。

アフタヌーンティーセット(2人前)

  約30年前、若き福島太郎は交際していた女性の要望に応えるべく「ブリティッシュヒルズ」を2人で訪問しました。
 しかしバブルの空気に気圧されてしまい、何も飲み食べることなく、少し散策しただけで帰路につきました。

 その時一緒にいた女性と結婚し、2人の娘も授かりましたが、その後夫婦関係が崩壊し、離婚しました。

 バブル崩壊から30年、家庭崩壊から20年が経過したある日、下の娘が私に言いました。
「ブリティッシュヒルズに行ってみたい」
 時間や行程の問題もあり、直ぐには叶えられませんでしたが、本日訪問してまいりました。

散策路
展望台
ショップ
カフェ1
カフェ2
カフェ3
カフェ4
レセプションホール

 父は30年前に比べて、年齢と体重を増やしただけではない!

 君の母には実現できずに終わった
「アフタヌーンティーセット」
 存分に味わうがいい!
 ということで、娘と食す前の写真を再度アップします。

アフタヌーンティーセット(2人前)

 娘よ、再訪する機会をありがとう。

 君の母と訪れることは二度と無いと思うけど、いつか、君の姉も一緒に再訪したいね。次回は泊まりに行くのも善いと思うよ。今日、観ることが出来なかった部屋を楽しもう。

 君たちの母を「幸せにする」という誓いは果たせず、君たちにも苦労をかけてきたけど。
「君たちの幸せのために、父として、できる限りのことをする。夫婦は辞めるが父は辞めない」
 という誓いは、今も胸に抱き続けています。

 バブル経済、ベルリンの壁が崩壊し、リーマンショックで価値観が変わり、ミレニアムとか平成令和と時代観が変化しても
「僕は君たちの父でいる。父で居させて欲しい。遺跡のようにカチカチに固まり、商業的経済的な価値が無い」
と評されても。

 君たちの役に立てるなら、足も飯も出すし、汗も恥もかく。
 財も才も家庭も残せず、年を重ねてきました。情け無く、申し訳無いです。

 ただ、君たちの幸せを願い続けています。

 この意志がいつか君たちに届くことを夢見て、書き遺します。
 いつか君たちにとど

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