マガジンのカバー画像

銀山町 妖精綺譚のアラカルトです

34
「銀山町 妖精綺譚」という創作物語が生まれるまでの過程を、書き散らかしていきます。
運営しているクリエイター

#地には平和を人には愛を

作者ですが知りませんでした

 拙著「銀山町 妖精綺譚」の終盤で主人公が心の中で(これが最後の辞令か)と呟く場面で私は違…

金山町訪問(令和6年4月27日)

 国道49号線から沼田街道を南下していくと、柳津町、三島町を経て金山町に入ります。  三度…

【創作】夢幻峡(妖精綺譚外伝) #シロクマ文芸部 

こちらの企画に参加です。 (本文)  春の夢幻峡はひときわ美しい。只見川を前にした田中の口…

初めての挿絵

 何冊かのkindle出版を行い「kindle作家」と名乗ることもある私ですが、新刊「銀山町 妖精綺…

【ネタバレ注】妖精綺譚 アフターサービス

 「銀山町 妖精綺譚」に掛かる裏話のような投稿です。なるべくネタバレは少なくしますが、基…

【創作】俺たちの始まり #シロクマ文芸部

 こちらの企画に参加です。 (以下、本文です)  始まりは小学二年だったな。一年生から同じ…

【創作】待つは桜か薔薇か #シロクマ文芸部

こちらの企画に参加です。 (以下、本文です)  桜色に火照る首もとが見上げた目に飛び込み、半沢の心臓は激しく高鳴った。最初に見た時から美人と思ってはいたが、着慣れていないはずの浴衣姿がとても艶めかしかった。  半沢は女性の体を知らないわけではないが、初めて見る外国人の浴衣姿という状況が、より一層心を揺さぶったのかもしれない。  地元の若者5人により、町の活性化策を考える「若者定住会議」の公式な場では「郷田の若旦那」が座長として上座に座る。  が、自由討議という名目の宴

お写真をいただきました

 先日、このような記事を投稿しました。  「銀山町 妖精綺譚」のモチーフとさせていただい…

【創作】月夜の銀山町 #シロクマ文芸部

こちらの企画に参加です。 (以下、本文です)  朧月が中空にあるのを観てから大きく息を吐い…

【創作】風と桜 #シロクマ文芸部

こちらの企画に参加です。 (以下、本文です) 「春と風は一緒に来ないで欲しいな、桜が散って…

妖精綺譚 登場人物紹介2

 Kindle出版を予定している「銀山町 妖精綺譚」という物語の登場人物を紹介させてください。…

妖精綺譚 登場人物紹介1

 Kindle出版を予定している「銀山町 妖精綺譚」という物語の登場人物を紹介させてください。…

妖精綺譚 こぼれ話

 4月にKindle出版を予定している「銀山町 妖精綺譚」に関する、小ネタです。需要は無いと思…

【創作】妖精綺譚 平成2年秋の話

 拙著「銀山町 妖精綺譚」の外伝です。本編をお読みいただかないと、『まるで意味がわかんない』 という、不親切な作品になります。 御理解の上、お読みください。本編はこちらです。 (以下 本文です)  軽くノックをしてから、総務課長の木村は町長室に入室した。係長の宗像を同席させず、自分一人が呼ばれたということは、進捗が遅れている事業の話で、重たい内容と予想できたため、体は緊張で強張っていた。 「木村課長、忙しいところお呼びだてして、申し訳ない。呼ばれた理由は予想していると思うが