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幻は、幻のまま

目標にしていた、東京選手権は、2周で終わりました。

2年前に30年ぶりに3000m SCを再開して、10本近く走ってきましたが、転倒は初めてでした。ただの転倒ならよかったのですが、指を切って出血してしまい、集中力が落ち、集団から離れ、不甲斐ない形で残り5周回を走りました。

ただ、実力があれば前を追える距離でしたから、記録に対しての執着も弱かったと受け止めています。

左脚太ももの肉離れから3カ月半。だましだましから始めて、東京選手権の開催が決まってからの1カ月半は、計画的に練習を積んできました。

正直なところ、実力不足が露呈して、なんでだろうという未消化の部分と、不甲斐なさと、入り交じった感情になりました。

その一方、今度こそやってやろう、できるだろう、という気持ちも湧き上がってきています。

期待してくださる方々や、応援してくださるみなさんが私を前向きにさせてくださっています。

ありがとうございます。

加えて、陸上競技への敬意のようなものが胸の中にあって、自分自身を突き上げます。

辞めるのは簡単。

ただ、ダラダラやるべきでない。

いつも、心から飛び出してくるさまざまなプラスマイナスな感情が、頭の中に充満しています。

明確な答えなど存在しないと思いますが、適宜、最良な選択をした結果が、納得のいくものである。その積み重ねの作業を大切にしていきたいですね。

TARO


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