「君が手にするはずだった黄金について」…読書日記

「地図と拳」が非常に面白かったのと本屋大賞にノミネートされていたのであらすじを調べずにページをめくりました。
これ著者の自伝的小説⁉︎名前も同じだし…それがわからずにフィクションとノンフィクションの狭間を揺らめくような感じで読んでいきましたが、そこのモヤモヤが霧消しないまま読了、しかし清涼感はありました。
哲学は好きなので気にならなかったのですが主人公の心情や言葉がそういうところで理屈っぽく感じる方もいるかもなぁと思った次第(決して批難しているわけではなく読者の好みや判断かなと)。
数カ所破顔した文章がありました、笑わせるような文体ではないのでそれが余計に一笑させました。「新浦安のグリーンウェル」はアカンでしょ!
私は一度気に入ったらその著者の作品を片っ端から読み漁る傾向があるので連続まではいかなくても飛び飛びで本を手に取っていくでしょう。

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