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脳を結構使っている

読んでいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


みなさん、

「人間は脳のわずか数%しか使っていない」って聞いたことありませんか?

または、

「人間は脳を100%使えていない」のように聞いていたかもしれません。

ただ、これは勘違いのようです。

現在、MRI検査で脳波を調べると人間は脳の全領域を使って生活をしているようです。

偶然にアイデアが浮かんだ時や

やけに記憶や暗記がはかどった時に

いつもより、脳を使ったような気がするかもしれません。

ただ、それは違うようで使っている領域の割合が変わっているだけみたいです。

つまり脳は常に全領域が働いていて、状況に応じて「脳のどこを、どのくらい」使うか振り分けているようです。

確かに、

「じゃあ、それが常に脳を100%使っている証明になるの?」と

言われると、常に100%と断言はできません。

しかし、脳のわずか数%しか使ってないということはないようです。

脳を数%しか使えていないのは、疾患や病的な理由が考えられるほどのようです。


そもそも、脳をわずか数%しか使っていないって説が浸透したのでしょうか?

これはある学者さんの言葉が、あえて(?)歪曲されて伝わったのが原因と言われています。

その学者さんは、

「人間は自分の知的財産(脳)を完全に利用できていない」と発言しました。

この発言の真意は、

「勉学に努めれば、もっと自分の知恵は増えるのに誰もが怠けてムダにしている」という学者さんの皮肉の混じったものでした。

それを聞いた人たちは、別の意味に変えて

「脳を全然使えていない」と浸透させたようです。

予想ですが、あえて別の意味にしたと思っています。

そうすることで、

「脳を100%使う方法」や「脳が全力を出すと●●になる」などのセミナーやハウツー本で商売をしようとしたが増えました。


脳についてはまだまだ研究段階です。

人間の体についてもまだまだ判明していないことが多々あります。

本日の投稿もいずれ、別の見解が証明されるかもしれません。

怪しい謳い文句にはご用心を。


#Meg Takano さん

画像使わせていただきました。ありがとうございます。

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