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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年4月7日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
昨日から始まった少人数制の講座。
最初は誰しも不安で、心配。
でも第一回目、1時間半の講座を終えた時のやる気に溢れたみなさんの顔にホッと一安心。この講座をより良いものにするためにブラッシュアップして第二回、三回と続く良いものにしていこうと改めて気合が入った。

【金融ニュース】

ウォール街は、金曜日に発表される雇用統計を前に、重要なポジションを取ろうとはせず、株式は小幅な上昇、債券はまちまち、ドルはほとんど動かなかった。

ブラード米セントルイス連邦準備銀行総裁が、最近の銀行の混乱に起因する信用状況の悪化が経済を後退させるとは考えていないと述べたことから、ハイテク企業が株式の反発を主導し、株式も一息つきました。しかし、雇用統計がインフレの冷え込みを示すのか、それとも経済不安を煽るのかが不透明なため、多くのトレーダーは手控えた。

メリルリンチの元トレーダーで、ニュースレター「セブンス・レポート」を創刊したトム・エッセイによれば、投資家は今年の利下げを積極的に織り込んでおり、「熱すぎる」雇用統計はその期待を裏切り、「寒すぎる」報告はハードランディングへの懸念に拍車をかけることになるという。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日銀の黒田総裁、11.7兆ドルの「衝撃と畏怖」の実験を後任に託す

・10年前、黒田東彦日本銀行総裁は就任後数週間で、2年程度で2%の安定したインフレ率に戻すことを目標とした「衝撃と畏怖」の景気刺激策を実施した。黒田総裁の任期が終わっても、当初の「時間軸」はほとんどそのままで......視界には入るが手の届かないものだった。

世界の中央銀行のルールを塗り替えた10年間の実験的な政策を通じて、黒田日銀は債券、株式ファンド、企業債務に1兆5500億円(11兆7000億ドル)を投入した。

デフレは克服されたとは言えないが鎮静化し、企業は浮揚し、ゾンビ企業はのろのろと動き、生産性が横ばいでも労働者は仕事を続け、政府は膨大な支出計画を立て、赤字は拡大し、経済は緩やかに拡大し、主要国の中ではイタリアだけが成長が鈍化した。

・ 黒田氏の行った経済政策には疑問が残る。「それだけの価値があったのだろうか?"」その答えは、後任の上田一夫氏がどのように相続を処理するかによって決まるかもしれない。上田氏は日曜日から、黒田氏が築いた経済的進歩を頓挫させることなく、また世界中の資産価値に打撃を与えることなく、前例のない景気刺激策から抜け出す道を探すという困難な仕事に直面する。

■英国の上司は「早仕舞いの金曜日」でZ世代労働者を誘い出そうとする

・人手不足の危機が続く中、Z世代労働者の確保に必死な英国の雇用主は、空いた仕事を埋めるために「金曜日早上がり」を提案することが増えています。

オンライン求人情報サイトAdzunaでは、金曜日の勤務時間を短縮し、週末を数時間早く始めることができるという求人広告が急増しています。この3月、同サイトには1,426件の求人広告が掲載されましたが、5年前の同月はわずか583件でした(Covid-19の大流行が労働生活を破壊する以前)。

・”4月3日現在、エンジニアの金曜日早上がり求人が348件掲載されています。営業職では207件、情報技術職では156件、新卒職では90件の同様の特典が提供されています。”実際の就労時間が4日半になるということがどれほど人々にとって魅力的なのか。
息子のチャイルドケアでは金曜日は3−4時にみんなお迎えに来ているようで金曜日の夕方には子どもたちはみんなかえってしまって、うちの子が最後の一人なんてことがある。平日(月曜〜木曜)は6時だって子どもたちはいるのに、金曜日は5時にもなれば誰もいなくなってしまう。
早く帰って家族の時間だったりお出かけするからだろう。

■グーグルとアマゾンが欧州で従業員の解雇に苦戦

・史上最大規模のレイオフを発表した米国の大手ハイテク企業は今、欧州での人員削減がいかに難しいかを学んでいる。

米国では、企業は大規模な人員削減を発表し、数ヶ月以内に数千人とは言わないまでも数百人の従業員を手放すことができ、多くの企業がそうしてきました。一方、ヨーロッパでは、従業員の利益団体と事前に協議することなく解雇することを事実上不可能にしている国があるため、ハイテク企業の大量解雇が滞っているのです。

このため、何千人もの技術系労働者が、無期限に長引く可能性のある交渉によって影響を受けるかどうかわからず、宙ぶらりんの状態になっている。

・オーストラリアもアメリカ同様に契約社会なのでヨーロッパのようなことにはならないけれど、労働組合の力がすごいのでそこもちゃんと守られそう。
とはいえ、稼いだり、これから成長しようと思うと組合のありがたさを痛感している一方で、組合におんぶに抱っこになる弱さも感じています。
日本の労働環境で組合ってどんな役割を果たしてくれるんでしょう?

【最後に】

今日からイースターホリデー。
スクールホリデー中のイースターホリデーということでどこも混み合いそう。秋になり、朝晩は冷えるけど、日中は20度後半から30度まで暖かくなるので子どもたちは水遊びをご所望。楽しみながらも、どこかでリラックスした休日を過ごしたい父ちゃんの野望は叶えられるのか・・・・。
それでは皆様、今日も元気な1日をお過ごしください。

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