見出し画像

毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年9月4日


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
この日曜日は「Father's Day(父の日)」だった。
娘たちは小学校にやってくる父の日ショップでプレゼントを買ってきてくれた。
予算は$5−10で、それぞれ「Best Dad」や『Happy Father's Day」などが書かれたノートやペン、コップを買ってきてくれるのが毎年恒例の行事。
もちろんプレゼントも嬉しいけれど、なんと言っても父の日の目玉はそれぞれ書いてきてくれる手紙。
今年は2人ともかなり頑張って日本語で書いてきてくれた。
労いの言葉、感謝の言葉、こんなことやあんななんのことをしようという願望。
素直に、言葉を選んで一生懸命伝えてくれたことが何より嬉しい。

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)が引き締めサイクルの終了に近づいていることを示す雇用統計で楽観的な見方が強かったものの、製造業関連の強い報告がそれを打ち消したため、債券利回りが上昇し、株価の上昇は弱まった。

S&P500種株価指数は、6月以来の最高値を更新しながらも、月曜日の祝日を前に小幅な上昇に終わった。テスラ・インクは5%以上下落したが、原油が1バレル85ドルを超えたことでエネルギー株は上昇した。年物国債利回りは、8月の雇用統計直後に11ベーシスポイントも低下した後、反転した。ドルは3ヶ月ぶりの高値をつけた。

雇用統計は、労働市場の冷え込みが抑制されていることを示すもので、雇用の堅調さ、所得の伸びの鈍化、復職者の増加などが示された。この緩やかさは、FRBに今月の利上げを一時停止する余地を与える一方、年内の再利上げの可能性を残すものだ。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■BMW、テスラや中国BYDに対抗する次世代EVを公開

・BMW AGは、将来の電気自動車ラインナップの最初のプロトタイプを発表し、テスラ社に追いつき、最も重要な市場である中国での売上を守るための戦いの新たなステージに入った。

来週ミュンヘンで開催されるIAAショーで展示されるコンセプトカー「Vision Neue Klasse」は、2025年に予定されているBMWのEV専用足回りを披露するもので、メルセデス・ベンツ・グループAGがバッテリー駆動の新モデルを発表する頃である。ソフトウェアの問題により、フォルクスワーゲンAGの同様のアーキテクチャーは遅れており、ポルシェとアウディの主要車種は遅れている。

■オーストラリア野党、国民投票に失敗した場合の再選挙を支持

・オーストラリアの野党・自由党の党首は、10月14日に行われる、先住民に影響を与える事項に関する諮問機関の設置の是非を問う国民投票が否決された場合、同国の憲法に先住民を明記するための2度目の国民投票を実施すると述べた。

「中道右派のピーター・ダットン党首は、日曜日の朝、スカイ・ニュースに対し、「オーストラリア先住民を憲法に明記することは、正しいことであり、尊重すべきことだと思う。与党・中道左派の労働党とアンソニー・アルバネーゼ首相が主導する、新たな諮問機関の設立を求めるキャンペーン「議会への声」には反対しているが、ダットンは先住民の憲法上の承認を支持している。

■WFHからオフィス居住へ: オフィスのコンバージョンで住宅を増やす

・オーストラリアの賃貸難や住宅難を解消するため、都心にある古いオフィスビルをマンションに建て替えようという声が高まっている。

オフィスの住宅化は新しいアイデアではなく、コスト高や建築制限、規制上の問題から敬遠されがちだった。

しかし、スーパーアニュエーション・ファンドであるオーストラリアン・ユニティは最近、メルボルンの旧本社を高齢者向け複合施設に改築し、シドニーCBDにある旧中国銀行のビルはホテルに改築される予定だ。

【最後に】

鍵はプライムポジションの商業物件。
まず、オフィスは交通網が整備され、利便性の高い地域に立地する傾向があります。 それに主要な雇用拠点に近いか、その中にある傾向があるため、商業物件を居住物件に変えると、より多くの人を都市に呼び込むという利点もある。
データによれば「オフィスの稼働率は3年以上前からコビッド以前の水準を下回っており、空室率は上昇を続けている。」特にオーストラリア不動産協会(Property Council of Australia)のデータによると、メルボルンCBDのオフィス空室率は、前年の12.9%から7月には15%に上昇ているそう。

一方で、居住物件の空室率は地域によっては2%台を割っている。賃料を釣り上げてでも借りようと借り手の競争が激化しているこの現状を打破する一手になるだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?