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ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年8月29日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

一時帰国から帰ってきて約1ヶ月。
子どもたちに「日本に住むってどう?」と聞いてみた。
返ってきた返事は即答で「いいね!」だった。
住むっていうことは日本の学校に行くってことだよ?と聞いてみると「それじゃ嫌だ。」と答えはひっくり返った。
聞けば授業が難しい(日本語が完璧じゃない)からとか、お昼ご飯までが長いとかなんとも子どもらしい理由だった。
娘たちが通うオーストラリアの学校は9時から始まって10時半ごろにはモーニングティ(フルーツブレイク)その後、12時にランチブレイクがあり、14時半にアフタヌーンティで15時に帰宅。
どのブレイクも決して長いものではなく、例えばモーニングティなどは15分ほどだそうで、りんごやバナナを食べて次の授業に向かうらしい。
そうすることでお腹空いて集中力が途切れることもないし、血糖値が急激に上がって眠くなることもないし理にかなっているように感じる。

実際、大人になってもこの習慣は変わらないようで、オーストラリアの職場でもモーニングティーはあった。オフィスの片隅にお菓子やフルーツが置かれて、空腹を感じたら持っていって食べながら仕事していた。

時代の変化、知識と共に学校の在り方、運営の仕方が変わっていっても良いのではないだろうか。

【金融ニュース】

世界的な人工知能熱狂の最前線にいる3兆ドル銘柄、エヌビディアの重要な決算発表を前に、世界株式は上昇に転じた。

テクノロジー業界全体のAI投資のバロメーターと見られているエヌビディアは、水曜日の市場終了後に発表される今四半期の収益成長率が70%を超えると予想されている。同社が米国の株価指数で大きなウェイトを占めているだけに、失望が市場を動揺させることは間違いない。

ナスダック100の16.4%の上昇をはるかにしのぐ、今年約160%の上昇を記録している。オプション市場では、決算の翌日にはどちらかの方向に10%近く変動することが示唆されている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■米住宅ローン金利が再び低下、2023年4月以来の低水準に

・米国の住宅ローン金利は先週再び低下し、2023年4月以来の低水準となった。

水曜日に発表されたモーゲージ・バンカーズ・アソシエーションのデータによると、30年固定住宅ローンの契約金利は6.44%と4週目の低下となった。このため、8月23日に終わった週の住宅購入申し込みは、前週に大きく落ち込んだ後、若干増加した。

住宅ローン金利は、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測から最近低下している国債利回りと連動して動く。先週開催された7月の中央銀行総裁会議の議事録によると、当時「数人」の当局者が利下げを検討しており、パウエル議長は金曜日に「政策を調整する時期が来た」と述べた。

■マレーシア、財政強化のために消費税の復活を検討

マレーシア政府は財政強化のため、一般的に使用されているガソリンの補助金削減を実施する代わりに、広範な消費税の復活を検討していると、この問題に詳しい関係者が語った。

アンワル・イブラヒム首相率いる内閣は、物品サービス税の復活の可能性について議論しているという。政治的センシティビティを考慮し、決定には至っていない、と彼らは付け加えた。

東南アジアは産油国であり、多くのマレーシア人は安いガソリンを必需品と考えている。

■今が買い時?オーストラリアの究極の2024年春不動産ガイド

・この春、季節の変わり目で全国的に新築住宅物件が急ピッチで市場に出回るため、一部の都市では住宅購入者が熱い視線を浴びるだろう。

PropTrackの最新データによると、7月の新築住宅物件数は昨年同時期と比較して全国で12%増加した。

しかし、各地の有力な不動産専門家は、今シーズンもより多くの買い手が家探しをするだろうと予測している。

不動産価格と家賃は鈍化しつつも上昇を続けており、また生活費の上昇により頭金を貯めることが難しくなっているため、住宅購入希望者は市場に参入するプレッシャーを感じている。

【最後に】

「アメリカが利下げ」ということはオーストラリアも次いで利下げがあるのでは?という期待を何度も裏切られてきた。
かつてはアメリカの値動き、FRIBの活動を追うように動いていたオーストラリアが徐々にフェードアウト、自立した。
もちろん完璧に追いかけていたわけではないけれど、まるで属国かのようにその動きを追いかけていた時期があった。
そういう意味でオーストラリアはオーストラリアとして経済活動を確立して、自国の経済を自国で守る動きができるようになったのだと実感している。
オーストラリアは日本の20倍もの面積を持ち、天然資源、自然が豊かな国で、コロナ以降世界中から富裕層が移住してきている。
人口は日本の6分の1(約2500万人)ほどしかいないがその人口の95%が沿岸部に住んでいるなんとも歪な国。
オリンピックではメダルを量産して、南半球で1番の経済力を持ちつつ治安の良さとその広い国土は四方を海で囲まれて地政学的にも注目されている。
そしてこの流れはまだまだ止まらないと考えている。
2032年にブリスベンオリンピックが開催されて世界中から人が来ることでまたさらにオーストラリアへの注目が集まり、移住希望者は増えるだろうと妄想レベルで考えている。
答え合わせは8年後。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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