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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年3月24日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
芝を刈っていると、お向かいのマークがニコニコして近づいてきた。
手にはビールだ。しかも3つ。
聞けば「喉が渇いただろう!」と隣の家で上半身裸で芝を刈っていたベンにも差し入れのビール。
夕日を眺めながら綺麗に刈られた芝の上で立ち話。
ここでされるのは大体不動産の話。
みんなどこかしらに家を持っていて、虎視眈々と次を狙っているし家のアップグレード、リノベーションでどれくらいの費用がかかっただとかそんなことをワイワイとやる。
こんな環境が当たり前ではないことに感謝。

【金融ニュース】

ジャネット・イエレン財務長官の発言が銀行株を動揺させ、ジェローム・パウエル氏が連邦準備制度理事会が今年中に利下げを行うとの希望を打ち砕いたため、株価は後退した。

イエレン財務長官が議員に対して預金保険の拡大を検討していないと証言したことで、地方銀行の株価は暴落し、より幅広い指数の重荷となった。FRBが予想通り4分の1ポイントの利上げを行った後、株価は当初上昇した。しかし、パウエル議長が「インフレが冷え込む兆しが見えるまで利上げを続ける用意がある」と述べたため、市場は利上げを見送りました。

"彼女の発言は明らかに銀行株にマイナスの影響を与えたが、彼女の発言は、予想以上の利上げを含め、インフレと戦うために必要なことをやり続けるというパウエルの発言とほぼ一致している。と、インタラクティブ・ブローカーズのチーフ・ストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は述べた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日本、韓国へのチップ材料の輸出制限を撤廃

・日本は、半導体やディスプレイの製造に使用される3つの主要な化合物の韓国への輸出規制を終了し、米国の同盟国である2国間の長い間対立していた関係を改善するための最新の一歩を踏み出しました。

経済産業省は木曜日、フッ素化ポリイミド、フッ化水素、フォトレジストに関するライセンス要件を正式に緩和する動きを発表し、この動きは同日中に発効する予定であると付け加えた。韓国の貿易省は同時に、この問題に関して世界貿易機関への提訴を取り下げたと発表した。

韓国の大企業を痛めつけ、世界のサプライチェーンを混乱させる可能性のあるこの規制は、日本が1910年から1945年にかけて朝鮮半島を植民地化した被害者に十分な補償を行ったかどうかを巡る紛争のさなかに、2019年に導入されました。

・これによる日本への経済効果、企業へのダメージは分かりません。
ただ、共通の「敵」を目の前にして手を組むことにした、その一歩だと言うこと。そしてそれは、いろんなことへの準備だったり、迂闊に手を出してはいけないことへの布石のような気もしたり・・・・。
起きてもいない不安を気にかけても仕方がないですが、だからと言ってのほほんと過ごすのも違う。きちんと知るべきことは知っておくという準備はしておきたいものです。

■東芝、JIPグループから150億ドルの買収を受け入れると発表

・東芝が日本のコンソーシアムからの買収提案を受け入れ、140年以上の歴史に残る問題作を終わらせることに一歩近づいたと、この問題に詳しい関係者が語った。

東京に本社を置く同社の取締役会は木曜日、国内のプライベート・エクイティ会社である日本産業パートナーズ株式会社が率いるグループから約2兆円(153億ドル)の入札を承認したと、ある関係者は述べた。この提案は、木曜日の東芝の終値に対して約9.6%のプレミアムをつけている。近々発表されるかもしれない、とその関係者は述べた。

日経新聞は、木曜日の初めに東芝がこのオファーを受け入れたと最初に報じた。日経新聞は、オリックス株式会社、ローム株式会社、中部電力株式会社を含む約20の日本企業が買収に参加すると述べ、先のブルームバーグ・ニュースの報道を確認した。東芝の担当者はコメントを控えた。

・140年以上続いた企業が終わりを迎える。
時代の変化に取り残された。いや、ついていけなかったのか、戦略的撤退なのか。
製造のスタイル、人材の確保、デザイン、機能性、テクノロジーの開発。
想像でしかないけれど、どれが、ではなくどれも大変で想像を絶するプロセスの中で商品を作って、改良を重ねて、知ってもらって、ニーズを作って、売って。
それに何千何万という人が関わっているわけで、会社をする、人を雇用するってその人たちの人生を、生活を支えること。
そんなことで人の器は測れないけれど、それだけの人の生活を支えるって素晴らしく意義のあることだし、誰しもができない立派なことだなと改めて思う。

■韓国の教育費が過去最高を更新、少子化対策に一石を投じる

・韓国の私立学校費用は過去最高を記録し、私立学校を利用する生徒の数も過去最高を更新しました。これは、世界一低い出生率を後押しする経済的圧力と教育に対する強い需要を浮き彫りにしています。

統計庁が木曜日に発表したところによると、私立学校「ハグォン」の追加教育に対する毎月の支出は、昨年、生徒1人当たり平均41万ウォン(約315ドル)に上り、2021年から11.8%増加した。最も収入の多い世帯は64万8000ウォンを支出し、最も収入の少ない世帯の約5倍だった。

・韓国の競争社会の熾烈さは有名で、友人の韓国人も行き過ぎた教育制度に疑問を抱いていた。
ミスを許されない教育と彼らは呼んでおり、一度でも転んだら立ち直れない、そんな環境で勝ち抜いてきたほんの一握りの人々にスポットライトが当てられてチヤホヤされていることもその競争を肯定してまるで自分たちの首を絞めているようだとボヤいていた。
常に階段を登り続ける教育システム、残念ながら人の精神は常に緊張状態にいることはできない。そしてそんな精神は伸び切ったゴムのように戻らないとも言われている。
どうか、疲れたなと思ったら、しんどいなと感じたら休むことも取り入れてほしい。

【最後に】

リーマンショックの時は節約が流行って、100均の株価が爆上がりした。
さて、今回の”不況”ではどんなことに注目が集まっていくのでしょう。
それでは皆様、今日も素敵な1日をお過ごしください。

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