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毎朝10分でわかる海外ニュース 2022年12月06日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。結果、髭面に丁髷、スエットで校長室に伺いましたが、そもそもジャケットの一枚でも持ってこなきゃいけませんでしたね。次回からは気をつけようと思います。県の教育委員会との打ち合わせなどもあることで、実現可能かはまだ先の話ですが高校生たちに話をする機会、またワクワクするプロジェクトに関わることができそうで楽しみです。
英語で赤点をとって夏休み返上で補修に通った私が、海外に出て英語で仕事を得て、事業をして家庭を持って生活するという体験談が若い世代の何かしらのお役に立つことがあればこの上なく嬉しいです。

【金融ニュース】

週明けの株価は下落し、債券利回りは米国のサービス業界が予想外に上昇し、米連邦準備制度理事会(FRB)が頑強なインフレに対抗するために政策を引き締めるとの思惑が強まったことから上昇しました。また、現在の経済リスクを考えると、最近の上昇は行き過ぎではないかとの見方もあり、株価は圧力を受けている。S&P500種構成企業の95%近くが赤字となり、S&P500種構成企業の株価は約2%下落した。ブルームバーグ・ニュースが、電気自動車大手のテスラ社が上海工場の生産を縮小する予定だと報じたため、テスラ社の株価は大きく下落した。小型株で構成されるラッセル2000は、アンダーパフォームでした。国債の引き下げにより、10年物国債金利は3.6%近辺まで上昇した。スワップも同様にFRB金利の終値予想が高まり、2023年半ばに5%に近いピークを示す。現在の基準金利は3.75%から4%の範囲にある。ドルは上昇した。

 【ヘッドライン流し読みニュース】

■オーストラリア、引き締めサイクルが終わりに近づき、利上げを実施へ

・ヌサンタラは、広大な熱帯雨林の真ん中に、きらびやかなオフィス、電気バス、経済的に豊かな住民たちが暮らす、典型的な近代的大都市である。少なくとも、政府のパンフレットにはそう書かれている。しかし、そのパンフレットには、インドネシアがゼロから新しい首都を建設するための340億ドルの資金をどこから調達するのか、それほど明確には書かれていない。

・残り18ヶ月の任期でどれほどの確約のとれた投資約束を取り付けることができるかがこのプロジェクトの鍵となりそうですが、現在どの国や地域も続く不況から脱するために自国の回復に力を注いでいる状態で、しばらくこれは続きそうだとすると大統領に焦りが出てくるのも無理もないだろう。とは言え、インドネシアの経済発展には目を見張るものがありこの計画を断固として進める大統領の熱意と統率力がどのように推し進めていくのか注目です。

■トヨタの新型プリウスが最後のモデルにはならない理由

・トヨタが18年前に放映したスーパーボウルのコマーシャルは、交通渋滞に巻き込まれた車が車輪を回転させながらどこにも行かないというものでした。「交通が真に発達して以来、長い年月が経ちました」とナレーションが入った。「というナレーションがありました。この2代目プリウスの広告は、主力ハイブリッドの5代目バージョンをデビューさせたばかりのメーカーに向けられた批判と呼応している。グリーンピースが10大自動車メーカーの脱炭素化への取り組みを採点したところ、トヨタは最下位だった。企業の気候政策への取り組みを評価するシンクタンクInfluenceMapは先月、トヨタは依然として運輸部門で最も妨害的な企業であると発表した。

・トヨタのチーフ・サイエンティストであるギル・プラット氏が、「電池材料や再生可能エネルギーの充電インフラが不足している場合(今後10~15年間はそうでしょう)、システム思考を採用する必要があります」と述べています。つまり、25年間販売してきたハイブリッド車をさらに製造することは、空回りや前進を怠っていることにはならないと主張しているわけです。企業としての競争力、そんなものを見た時にこのスタンスでいいのだろうか?と首を傾げるのはこれまでお伝えしてきたようにオーストラリアの路上を走る日本車の数が減ってきたことを目の当たりにしているから他なりません。中国、韓国車の台頭は目覚ましいものがあり、市場は間違いなく取られていると感じています。

■BYD、1年間の急成長でTeslaを視野に入れる

・中国の自動車産業は、閉鎖、サプライチェーンの問題、電力不足に悩まされていますが、世界最大の電気自動車市場を支配するBYD Co.の絶え間ない前進を止めるには十分ではありません。今、BYDはイーロン・マスクのTesla Inc.を視野に入れています。バークシャー・ハサウェイの支援を受ける同社は、中国の大衆市場で手頃な価格の自動車を販売し、売上高と収益性を記録して、2023年を迎える予定です。同社は現在、2つの高級車ブランドを立ち上げ、Teslaの高価な車に対抗して、市場のプレミアムエンドにいる富裕層のバイヤーを獲得しようとしているのです。

・上の記事を読んでいただき、これを読むとなるほどこういうことね。と多少なりとも理解していただけるのかと思います。これまで、日本国内のいわゆる内需が多くどうにかなっていた日本企業は多くあります。特に、車はエコカー減税なるものがあったりします。ところが人口が減り、所得が伸び悩み・・・。となるとどうしても車を買い替えるなんてことが難しくなり、国内向けの販売が難しくなります。ところが海外では税の優遇などないし、外国車として高いプライスタグがつくわけです。さぁ、自動車メーカーは必死の生き残りをかけての戦いが始まります。

【最後に】

朝が白んできて外に新聞配達のバイクの音が聞こえて。「日本にいるんだな」とこの滞在も半分を過ぎたところで改めて感じます。この滞在で気になったのは外国人旅行客の若年化(表現が正しいかわかりません)です。これ前観光地に赴いたりして目にする観光客は家族連れ、カップルなどでしたがつい先日は若いグループをたくさん目にしました。統計をとったわけでもなんでもありませんが、目測で平均年齢が下がったと感じていて、つまりそれだけ手軽に日本に来ることができるようになったと考えています。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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