カーナビ(Strada)にスマホ画面を映し出す

最近車をいじることにハマっている。今回はカーナビでスマートフォンのミラーリングができるようにした。

カーナビはPanasonic製Strada(CN-RE06WD)。今の車を購入するときにクルマ屋さんに選定からおまかせしたものだ。取扱説明書によると、外部機器と接続するには車両AVインターフェースコード(CA-LAV200D)が必要らしいので購入。

このインターフェースコードは4極ミニプラグでの入力に対応している。つまりアナログ入力だ。対するスマホはiPhone7だからデジタル出力(そもそもアナログで出力できるスマホなんてあるのか?)なので、変換が必要になる。iPhoneからインターフェースコードまでの経路は以下の通りで結構な長さになる。なので、ケーブルは家電量販店に陳列されていたものの中で一番短いものを購入した。

1. iPhone → HDMI出力  (Lightning to Digital AV / Apple)

2. HDMIケーブル(VX-HD107E-B / JVC)

3. HDMI入力 → RCA出力(VGA-CVHD3 / サンワサプライ)

4. RCAケーブル(VX-37G / JVC)

5. RCA入力 → ミニプラグ(4極)出力(DH-MWRYF015BK / ELECOM)

必要なものを揃えたので、取付作業へ。(取付作業の様子を写真に撮っておこうと思ったが、すっかり忘れていた。)まずは、カーナビにインターフェースコードを取り付けるところから。車からカーナビを取り外し、背面を見ると、取り付けるべき接続端子には既にコードが接続されていた。どうもカーナビ自体にもともとインターフェースコードが付属されていて、ここにバックカメラからの入力なんかが接続されていた。取付説明書を読んでおけばよかった。

ただ、既に接続されているコードに肝心の外部入力(AV IN)はなく、コネクタは空いていた。この点で考えればやはり別売のインターフェースコードは必要だった。それで、購入したインターフェースコードに取り替えようと思ったが、既に接続されているコードを一度外してつなぎ替えるのが大変そうに思った。なので、購入したコードからAV INのコードだけ取り外し、もともと使われているコードに組み込むことにした。

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コードの中央にある赤、白、黃、黒がAV INである。普通、コネクタからコードを引き抜く際は治具を使うが、当然そんなものはない。器用な人はピンセットを使って引き抜けるらしいが、あいにくそんな器用さも持ち合わせていない。なので、コネクタを壊して引き抜くことにした。

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残骸と引き抜いたAV INのコード。圧着端子だけは傷つけないよう、慎重にコネクタを破壊した。黒い部品はコードが抜けないように押さえるものだったらしく、こういうところが車載用っぽい作りである。

引き抜いたAV INのコードを既に接続されているコードに組み込む。コネクタについている黒い部品を壊さないように取り外し、コードを差し込む。

カーナビをもとに戻し、AV IN端子にスマホに至るまでのケーブル類を接続。無事にカーナビでYoutubeとDAZNが再生されることを確認した。アナログに変換しているので若干画質が落ちているようだが、そこまで気にならないので、満足。

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