見出し画像

VDIについてメモしておこう

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)は、仮想デスクトップインフラストラクチャの略称で、仮想化技術を使用して、複数のデスクトップ環境を1台のサーバ上で実現するシステムです。

一般的に、VDIには次のような主要な種類があります:

  1. フル仮想化型VDI: このタイプのVDIでは、ユーザーごとに完全に独立した仮想マシンが提供されます。各ユーザーは個別にオペレーティングシステムやアプリケーションを実行し、リソースを共有しません。主要なプレーヤーには、VMware Horizon、Citrix Virtual Apps and Desktops(旧称:XenDesktop)、Microsoft Remote Desktop Services(旧称:Terminal Services)があります。

  2. セッションホスティング型VDI: このタイプのVDIでは、ユーザーごとに仮想セッションが提供されます。各ユーザーは共通のオペレーティングシステムを共有し、アプリケーションやデータは分離しています。この方式の代表的な製品には、Citrix Virtual Apps and DesktopsやMicrosoft Remote Desktop Servicesがあります。

  3. クラウドベース型VDI: このタイプのVDIでは、仮想デスクトップがクラウド上でホストされます。利用者は、インターネット経由でクラウド環境にアクセスし、仮想デスクトップにアクセスします。代表的な製品には、Amazon WorkSpacesやMicrosoft Windows Virtual Desktopがあります。

これらは一般的なVDIのタイプですが、導入状況やニーズに応じてさまざまなバリエーションが存在します。

Citrixは、パソコンやモバイルデバイスから、仮想化されたアプリケーションやデスクトップにアクセスできるソリューションを提供するIT企業です1。Citrixの製品には、Citrix Workspace、Citrix Virtual Apps and Desktops、Citrix DaaSなどがあります2

Citrixで会社で自分の端末を立ち上げておき、自宅の端末でアクセスする方法は、以下のようになります。

これらの方法にはそれぞれメリットやデメリットがありますので、環境やニーズに合わせて選択する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?