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「第一回 - 財団絵柄シャッフル企画」に参加したよ

「文体で人当てが出来るなら絵柄で行けんじゃね?」ということでやってまいりました、「財団絵柄シャッフル企画」。

私もアートワーカーの端くれ、第一回は自由形ということで、せっかくなので参加してきました。ナマモノを書けなんて言われた日には、すごすごと引き下がるほかありませんからね。

とはいえ、普段通りGoIボールなぞ書こうものならシャッフルの意味がない。奇をてらってなんぼというものです。

サメっていいよね

というわけで、No.12。こちらになります。




嘘です。

No.12。ホントはこちらになります。

未来派concept carは基本デザイン先行

2019年11月3日、第46回東京モーターショー2019。スバル自動車ブースに展示されていた、所謂コンセプトカーというやつです。コンセプトカーには市販予定のものも稀にありますが、大抵は「ウチのメーカーイメージはこんな感じで行きます」というお話にすぎません。

アクティビティをサポートするユーティリティと、道を選ばず、速く、意のままに駆け抜ける愉しさを併せ持ち、アクティブマインドを持つ人の「大自然の中を想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる、そのような新しいスポーツヴィークルを表現したのが、「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」です。

今後もSUBARUはブランドの持つ個性をより鮮明に進化させ、デザイン・開発の両面からSUBARUが提供する価値である「安心と愉しさ」を備えたクルマ作りに取り組んでいきます。

SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」を世界初公開~「DYNAMIC x SOLID」を進化させた「BOLDER」デザインを初披露~

このイラストは、モーターショーへ足を運び、実車をその場でパシャったモノをトレスして色塗りしたものです。

今回は色々題材を考えましたが、無難に過去の外出時の撮影物をトレスするのが手っ取り早いということで、そうそうにモーターショーに行きつきました。特に近未来designを気取り、大量生産を無視した彼は、見て気持ちのいいデザインであって、工業製品特有の機能美であったり、実用車的な細々としためんどくささはありません。

実は色塗りは変えてない

色塗り前の線画がこちら。こんな簡単でいいのか?
トレス元の画像はこちら。

さらにいえば、ほら、思いのほか、色分けやホイールは手を抜いているでしょう?

流石にイラストほどのっぺりはしてないのです。色塗りについても、私はグラデーション塗装はせず、ある程度面を分割してバケツ塗りしています。この塗り分けの仕方については既存のアートワークで使っているので、塗り方によって私を見抜くことは出来たかもしれません。

当てられたとも言えるしそうでないとも言える

さて、今回の戦績としては、28予想の内的中が13人といういい感じの結果。ばらけ方もまずまずといったところ。一部、この題材と絵柄からはとおいとおい人がいるけれども、初手擬態を警戒したか…?

今回のかく乱ポイントとしては、
・縁を書かない
・SCP-JPではAWとして出していない自動車を描く
の二点。

ちなみに、ヒントとなる既存のAWはこちら。

色分けあたりについてはやはり人の癖があるから、多少は分かるでしょう。

ただ、今回については実はイラストの注意点として、以下の注が入っているんですね。

作品に関する注: 作成者が撮影した写真を基にトレスしたもの。撮影は2019年11月3日、第46回東京モーターショー2019・スバル自動車ブース内展示にて。

私の過去のツイートを検索すれば、19年にモーターショーに行ったことは分かるんです。「絵柄シャッフル」だといったのに絵柄や人柄以外で当てた反則者はいないでしょうか…?反則じゃない…?なんだっていいですが、矜持の問題ですよ。

とはいえ、単に私のことをよく覚えてくれていた、人のいいヤツだって可能性もありますからね。あまり突っ込むべきものでもないか。

それに、結果的に伏せてしまいましたが、実はアートワークを分散保存するために、pixivもやってるんです。そこにエースコンバット7のF-15のイラストがあります。過去にTwitterにも上げましたが、これに辿り着いてくれればホールインワン出来たかもしれませんね。

次回も参加するかも

というわけで第一回絵柄シャッフルでした。

久しぶりにGoIボール以外のものが描けたので大満足でした。たまには、いろいろ描いてみたくなるものですからね。実は私は元美術部員で、顧問が面白いものを持ってきてくれる時以外は、鉛筆デッサンばかりやっていたものです。

よほど凝らなければテキストよりは思いの外題材に悩むことはないですし、今後も開催されることがあれば、参加することもあるでしょう。次回が楽しみです。

それはそうと

それはそれとして、これはNo.10に投稿された「サメ」になります。

冒頭のサメは別物だよ。これを基に描いたけれども。

で、これが絵柄予想だ。

おれがサメを描いたと思ったやつ、出てこい!







…めちゃくちゃ面白かった!ナイス珍予想だ!

でもどうしてこんな一人だけネタに走るようなことになってしまったのか…。私が初回で奇をてらう変なアートワーカーだと思われたのか。彼・彼女はコンセプトカー(No.12)に誰を当てたのか。

いやはや謎は深まるばかりであります。

(おわり)

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